はしご酒(3軒目) その四 「メガミ!」① 沖縄から帰ってきたところだという。 お仕事で、ですか、と聞いてみる。 「ん~、微妙ね」、とZさん。 なにやら尊敬する女神が沖縄にはいて、その女神の展覧会を見に、ということらしい。 女神、か~。 女神の展覧会、とは、いったい、いかなるものなのか。興味の芽が土を押し退けて、ポコッと。 女神の展覧会。 琉球の地に舞い降りた天女の羽衣伝説のような、妖艶で、魅惑まみれの羽衣羽衣した(速攻で「どんなんや~」とOくんに突っ込まれそうだけれど)展覧会に違いない、などと、勝手に妄想したりする。 そう、妖艶で、魅惑まみれの、羽衣羽衣した展覧会。 そんな私の妄想を掻き消す…