愛知出身の小説家。1975年6月22日うまれ(ポスト団塊ジュニア)。 愛知県蒲郡市生。京都大学法学部卒業。
id:keiichirohirano はてなブロガー
AB型、右利き、執筆はVAIO、かな入力、保育園時代、森鴎外の「山椒太夫」の劇をやった(主役)。小学6年生の頃からエレキ・ギターを爪弾く。国語の成績はいつも”5”。時給850円でバーテンのバイトしてたinティピティーナ。京都大学へは原付で通っていた。
発売されている著書の大抵は翻訳されている。
こんにちは sannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。 今回はAmazonプライム特典で無料で観れた妻夫木聡・安藤サクラ・窪田正孝などの主演級の俳優がそろった『ある男』、2022年の作品です。
2022年の日本のミステリー/スリラー映画。 原作が平野啓一郎。 出演妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝。 愛したはずの夫は、全くの別人でした…という話。 夫は誰だったんだ?という謎からどういうことだ、どういうことだと話が進んでいき。 この映画去年の日本アカデミー賞で演技賞を取りまくっていて、安藤サクラやっぱり演技上手だなと思うのだった。 義理のお父さんの柄本明とよく一緒に映画に出ていることが多くて、演技一家だなあと。『PERFECT DAYS』の柄本時生から今年の大河ドラマの『光る君へ』の柄本佑から、今をときめく俳優たちだなぁ。 しかも安藤サクラは今年の日本アカデミー賞で主演女優賞『怪物』と助演…
★★★★☆ あらすじ 普通の人生を送って来た女性教師は、出会い系サイトで知り合った男によって、今まで知らなかった世界へと導かれていく。 感想 自分の性的な写真や動画をインターネット上にアップしていた女の物語だ。これだけ聞くと特殊でとんでもない女性に思えるが、もとは取り立てて特別なことのない普通の女性だったことが分かる。そんな主人公がどうしてそのような行為をするようになっていったのか、その経緯が調書のようなスタイルで描かれていく。 そんな中で分かってくるのは、いくつもの偶然が彼女をそこへ導いたということだ。出会い系サイトに登録したのは仕事上の都合で、それがなければ魔が差して誰か男と会ってみようと…
一番好きな写真はダイアン・アーバスの A castle in Disneyland delicacy.hatenablog.jp 写真以外で一番好きな作品はというと、たぶんこれじゃないかと ベルギーの画家 フェリシアン・ロップス(1833-1898)による1881年の作品、ポルノクラテスあるいは豚を連れた女 エッチング、アクアティント、紙 この作品で諷刺されているのは、豚/欲望に引かれる女でもあり、女に引き回される豚/浅はかな男でもあるそうです 上の写真は 非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品 から複写しました Voices Calling from the Unusual
死刑について 作者:平野 啓一郎 岩波書店 Amazon 「死刑について」 平野啓一郎(著) 岩波書店 内容 死刑の是否について考えさせられる一冊 死刑制度があるからといって凶悪犯罪の抑止力にはならない… 世界では死刑制度を廃止した国の方が多い まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 長い月日が経ち、恐らくススメた本人ですら忘れてるかと思うのですが、 いつもオススメ作品をご紹介してくださるニードル(id:kokoko777)様にオススメして頂いた書籍を1年半の時が経った今、超今更ながら読んでみましたので、ご紹介いたします☆ 「死刑について」 平野啓一郎(著) 岩波書店 内容 「…
「友達になってくれませんか…」ある男は小さく呟いた。 ある男は戸籍上別人だった。ある男は過去を忌まわしく思っていた。 ある男は人生を書き換えたかった。 前半、中盤、後半と綺麗にまとめられた物語だった。ある男を中心に取り巻く家族や関係者がどんどん増えていき相関図が拡大していく。だが進行がスムーズだからか迷子になることなく最後に辿り着くことができた。里枝(安藤サクラ)が主役だと思っていたが城戸(妻夫木聡)が核と成り謎を解いていく。尻尾はつかむどころか見失うばかり。 最後に城戸がとった行動、選んだ選択肢は自らがダイスケ(窪田正孝)に感情移入し過ぎた末、決断する形となった人生観だと思う。 ある男 妻夫…
間もなく新入社員が入ってくる。社内報によれば、自社には100人超が入社するらしい。私が勤める部署への配属があるかは定かではない(おそらくないだろう……)が、まずはフレッシュなニューフェースの登場を心から祝福したいと思う。 さて、かれらが社会人生活で一番はじめに直面する〝壁〟といえば「ミスや失敗を繰り返す」ことだろう。人によって程度の差はあるにせよ、これは部署や会社が異なっても共通する、全新入社員の「宿命」と言っても過言ではない。 かくいう私自身、失敗を繰り返しては上司や先輩から叱られていた。叱られるその瞬間は行き場のない居心地の悪さに苛まれるのだが、当時叱られたことが現在の仕事観や行動に活きて…
アマプラで映画視聴154作品目は「ある男」でした。個人的レーティングは9/10です。これこそ日本映画の名作がまた一つって感じのストーリーと映像でした。文句のつけようのない作品でした、おすすめ。 弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると 「これ、大…
透明な迷宮(新潮文庫) 作者:平野啓一郎 新潮社 Amazon 難しいなぁ 純文学だから? 何かに絡め取られている人達の話 結構セクシャル 郵便配達人の話と炎に恋する人の話が好み ビッグニュース 大谷翔平さんの結婚 政治倫理審査会なんて目じゃないね それにしてもアメリカでの話とはいえ週刊誌にも全く嗅ぎつけられていなかったとは 最近羽生結弦さん(離婚しちゃったけど)や堂本剛さんとももクロの人とか青天の霹靂的結婚発表多いですね みんなオンラインでデートでもしてるんでしょうか? 大谷さんも超人気者ですが羽生さんのようにファンの怨念が深くないと良いなぁ お幸せに
人間やってきて、20歳にもなれば「自分らしさ」なるものがどんなものか、 いいかげん、わかってくるものです。 「自分らしさ」は、個性とか人格とかいうものと捉えてもいいかもしれません。 でもね、この「自分らしさ」っていうものはやっかいなものでして、 あるグループの中では、そこにいる自分を「自分らしい」って感じられても、 別のあるグループにいる時は、何だか居心地がよくなくって、 「自分らしさ」が全然発揮できてないなぁって感じる時があったりするわけです。 これはワタシが実際に経験したことです。 大学に入学したワタシは、そこですぐに4~5人と顔見知りになり、 行動を共にするようになりました。 ある日、そ…
書店員さんの投票で決まる、【本屋大賞】ですが、本記事では本屋大賞歴代受賞作の中から、おすすめ10選を紹介します。 最近は、読んでもいないのにおすすめ本を羅列して紹介するメディアが多いです。この記事では、筆者が読んでみて紹介しているので、本の内容は保証します。 というよりも、全国の書店員さんたちが推す、お墨付きの本なので間違いなく面白いです。 そんな素晴らしい本の多くが、無料で読めたりもするので、いい本に出会いたくてウズウズしている方は、ぜひ最後までお付き合いください。 当ブログでは、聴く読書のオーディオブックをおすすめしています。聴く読書に興味が湧いたという方は、「オーディオブックおすすめ本1…
木曜日。11:50「ぽかぽか」トークに堤真一&野間口徹。「徹子の部屋」に岡本健一&岡本圭人父子。 夕方5:05-5:20 テレビ東京『ロードtoショーダンス』←最終回 “ショーダンスの大会を目指す3組のチャレンジャーを応援します。” 【出演】高橋みなみ 山本英美 【ナレーション】土屋神葉 夜7:00-9:00 日テレ『突破ファイル[字]昼休みに教室爆発!?交番ミステリー▼間宮祥太朗&草薙が強盗団と頭脳戦』[TVer] “バイト草薙に間宮祥太朗&田中樹が参戦! 喫茶店に凶器を持った強盗団が乱入…丸腰の人質同士がドラマさながらの頭脳戦で撃退を画策する ▼鈴木福が熱演!海上保安庁SP 鈴木福が海猿に…
「マリオギャラクシー」パープルコイン集めや時間制限などいくつかのステージをクリアー。一日1ステージずつクリアーしている感じ。 「ラヴィット」矢吹奈子が好きなネタだというサルゴリラのトリオ時代のコントを一緒に再現。 「ラーゲリより愛をこめて」日本兵のシベリア抑留映画。北川景子が日本で待つ妻役。1952年でもカタカナ混じりの手紙を書いていたらしい。夫は収容所でがんで亡くなり、そりが合わなかった上官や仲間の兵士が代わりに遺書を届ける。スパイと疑われたり、戦犯として裁判をうけさせられたりして最後まで残っていた兵士たちも1953年に日ソ国交回復で全員帰国。黒い犬が名演。田辺桃子もちょっと出た。 「極限夫…
🔲日本は今や武器輸出が出来る国になったうえに、ローンで高額武器を買う国に: 岸田政権は昨年12月、武器輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」と運用指針を改定。戦後長く武器の原則禁輸を掲げた日本を今や、ミサイルや弾薬など殺傷能力を持つ武器輸出すらできる国に変えた。 山崎 雅弘さんがリポスト 本田由紀 @hahaguma · 3月21日 「兵器ローン地獄」が来るかも…「例外」だった高額武器の分割払いを「当たり前」にできる法案が衆院を通過https://tokyo-np.co.jp/article/316122 「武器輸出ルールの緩和を進めてきた岸田政権は、武器購入の予算面の歯止めも弱めようとして…
🌟大相撲春場所新入幕の前頭17枚目尊富士(24・伊勢ヶ濱)が優勝。前日の取り組みで負った右足負傷を乗り越えての快挙。新入幕力士が優勝するのは110年ぶり。110年て、いつのこと?『大相撲 尊富士と大の里に敢闘賞・技能賞 優勝力士は殊勲賞も』(NHK)「尊富士が殊勲賞と敢闘賞、それに技能賞の三賞すべてを受賞」『悲壮な決意、痛みに耐え 「この先が終わっても」―尊富士・大相撲春場所』(時事通信)『この先、終わってもいいと思った - 尊富士、激痛に耐え快挙(共同通信)』(ヤフーニュース)※「痛みに耐えよくがんばった」って、そのあとが心配。🌟ギャンブル依存症『内田樹先生がコメントして下さったことに驚いて…
【 NHKスイッチ・平野啓一郎×peco 】 先日、NHK・スイッチインタビュー「peco×平野啓一郎」EP1(初回放送日: 2024年3月15日)をビデオで観た。https://www.nhk.or.jp/kyoto/lreport/article/001/58/ ryuchellとのカップルでブレイクしたpeco(28)。私生活でも結ばれたが、結婚6年で婚姻を解消。ryuchellがこの世を去ってからは働きながら5歳の息子を育てている。訃報から、8カ月。pecoから番組に、思いを語りたいと連絡が入った。対談を希望したのは、2年前に同じスイッチインタビューでryuchellと語り合った小説家…
結婚した夫が名乗っていた名前と過去、それは偽りだった... 夫は実は誰だったのか?? 弁護士・城戸がその秘密を追う中で、自身の抱える問題とも向き合っていきます。 平野啓一郎氏の原作を映画化。 さすがのキャストで演技力は圧巻です。思わずストーリーに引き込まれていました。 差別問題、社会のルールから弾かれた人の生きづらさ、それを起こしている社会について考えさせられました。 ある男 妻夫木聡 Amazon
発達障害の診断を受けてから、当事者研究(自分の疾患や障害を仲間と共同研究することで、生きづらさを軽減させる精神療法)に取りくんだ僕は、本書を書きながら、自分に何が起こっていたのかを、遅ればせながら理解できるようになっていった。当事者研究の知見を利用した紀行の執筆。だから、この書は「当事者紀行」とも呼ぶべき新しいジャンルの可能性を開いている。ここに、本書の人文書としての最大の意義があるだろう。(横道誠『イスタンブールで青に溺れる』文藝春秋、2022) こんばんは。バンコクのカオサン通りで出会い、ノーンカーイまで旅を共にした学生さんが、実は発達障害だったということを帰国後に知り、たしかに変わってい…
3月24日(日)15時から【1923学びの場No.35】明戸隆浩さん「ネット上のヘイトスピーチの現状と課題」一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ https://0324akedo.peatix.com/ テクノロジーと差別: ネットヘイトから「AIによる差別」まで 作者:宮下 萌,明戸 隆浩,石川 優実,川口 泰司,上瀧 浩子,曺 慶鎬,唐澤 貴洋,佐藤 佳弘,金 尚均,成原 慧,佐藤 暁子 解放出版社 Amazon NOヘイト! 出版の製造者責任を考える 作者:加藤 直樹,明戸 隆浩,神原 元 ころから Amazon アンチヘイト・ダイアローグ 作者:中沢けい,中島京子,平野啓一郎,星野智幸,…
福岡ハカセが個性的で各分野で活躍している人たちと対談をした記録です。 福岡ハカセのメインテーマ、動的平衡。動的平衡を簡単に言うと、変化していないと見えるものも、細部では常に変化している状態を指します。自然界でおきたこと、植物や動物の内部での働き、会社等の組織などがその例として挙げられます。 建築やケルトの渦巻き模様は動的平衡と親和性の高い分野です。 興味深かったのは佐藤 勝彦さんとの宇宙についての対談です。ハヤブサ2の持ち帰った岩石の中からはアミノ酸が見つかっています。地球上の生命は宇宙由来(パンスペルミア説)である可能性が高くなってきました。 素人でも簡単にメンテナンスが可能な動的平衡ハウス…
240321 久しぶりの邦画です。監督・編集:石川 慶、脚本:向井康介 間違いなく佳作!久々の邦画で、このような良質な作品が見られてラッキーでした。原作が、あの小難しい作品ばかりかと思っていた平野啓一郎だということも意外でした。 ある地方都市、文具屋経営で細々と生計を立てているシングルマザーの里枝(安藤サクラ)のところへ、ある日、見知らぬ男(窪田正孝)がスケッチブックを買いにくるところから物語は始まります。 やがて、この谷口と名乗る男と再婚し、女の子をもうけ、幸せな家庭を築くのですが、ある日、伐採作業中の事故で谷口は亡くなります。葬儀に現れた谷口の兄にあたる人物が焼香に来ます。仏壇の写真を見て…
金曜日。朝8時「ラヴィット」に磯村勇斗&河合優実。11:50「ぽかぽか」トークに一青窈。「徹子の部屋」にJO1。夜9時「金ロー」は映画『魔女の宅急便』。夜9時「Mステ」は幾田りら×anoコラボ。夜9時〜WOWOWシネマで映画『交換ウソ日記』(高橋文哉、桜田ひより、板垣瑞生)初放送。 夜9時半「スイッチインタビュー」はpeco×平野啓一郎EP2。夜9:58「酒のツマミになる話」に浅野いにお。夜10:54〜TBS「WatchLIST」は荒井晴彦。夜11時「A-Studio+」 (配信無)に堤真一。 夕方5:00-6:00 ★BS1『島根発地域ドラマ「島根マルチバース伝」』[ドラマ] “NHK松江放…
本好きは、常に新しい出会いを求めています。書店で、図書館で、目立つよう平積みされた本をチェックし、次は林立した書架にぎっしり並ぶ背表紙を眺めてうろうろ。事前の情報収集で、読みたい本が決まっていれば、真っ直ぐお目当ての1冊に向かうこともあるでしょう。 読んで面白かった本があり、またがっかりする場合もあります。本選びは、作品内容と自分とのマッチングを推測する「目利き」のようなもので、読書の楽しみはもうそこから始まっています。 ときには、読み終えるのが惜しい本に遭遇します。ところがそんな1冊でさえ、再読することはめったにありません。 音楽なら、お気に入りの曲を繰り返し聴きます。20代にLPレコードで…
映画「ある男」をネットフリックスで視聴したので、備忘録を残しておく。 芥川賞作家、平野啓一郎先生の同名小説を「蜜蜂と遠雷」、「Arc アーク」などの石川慶さんが監督編集を務め映画化。 movies.shochiku.co.jp 原作はこちら↓ (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(argume…