愛知出身の小説家。1975年6月22日うまれ(ポスト団塊ジュニア)。 愛知県蒲郡市生。京都大学法学部卒業。
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AB型、右利き、執筆はVAIO、かな入力、保育園時代、森鴎外の「山椒太夫」の劇をやった(主役)。小学6年生の頃からエレキ・ギターを爪弾く。国語の成績はいつも”5”。時給850円でバーテンのバイトしてたinティピティーナ。京都大学へは原付で通っていた。
発売されている著書の大抵は翻訳されている。
こんにちは、めめです!!!最近、休日はもっぱらパンをこねています。習ったことが生活で役に立つのは良いですね。ちなみに私は作りたいだけなので、消費は夫の役割です。出来立てを1個食べたらそれで満足なんですよねー。さて、今週の読書記録になります! 今週は本を読みながら「生きるって?」ということをよく考えました。特に3冊目の平野啓一郎の「本心」はまさに自分の理想とその難しさが書かれていて、凄く考えました。では、いってみましょう!!! 1. 警視の覚悟 著者:デボラ・クロンビー警視シリーズ第11弾。ここ数話は、色んな事件が同時に発生するので犯人像だけではなく、登場人物の人柄、生活などを沢山思い浮かべます…
吾輩はポンコツである。 先日、X(旧ツイッター)上で偶然見つけた投稿を見て、「ああ。ついにこの時が来たか」と感じることがあった。 その投稿というのがこちらだ👇 【賛否両論:生成AIで死者を甦らせるビジネスが勃発】生成AI技術で故人の音声、顔、思考、知識を再現したAIアバターを制作するビジネスが中国で誕生納期は1週間で費用は約8万円既に1,000名の死者を甦らせた倫理観の問題はあろうが当人が良ければ良いという世界でもあるどう思いますか?↓ pic.twitter.com/EbDTohaMxO — チャエン | 重要AIニュースを毎日発信⚡️ (@masahirochaen) 2024年4月19日…
どうしても原作から読みたい作品ってあると思うんですよ。それは漫画でも小説でも。その意味で平野さんの作品は全てそういうところがあるなと。 この作品もあらすじからして興味深く、目の付け所というか、思考の巡らせ方がとにかく好み。 ある男 (文春文庫 ひ 19-3) 作者:平野 啓一郎 文藝春秋 Amazon 愛したはずの夫は、まったくの別人であった――。 「マチネの終わりに」の平野啓一郎による、傑作長編。 弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。 宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故…
こんにちは sannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。 今回はAmazonプライム特典で無料で観れた妻夫木聡・安藤サクラ・窪田正孝などの主演級の俳優がそろった『ある男』、2022年の作品です。
2022年の日本のミステリー/スリラー映画。 原作が平野啓一郎。 出演妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝。 愛したはずの夫は、全くの別人でした…という話。 夫は誰だったんだ?という謎からどういうことだ、どういうことだと話が進んでいき。 この映画去年の日本アカデミー賞で演技賞を取りまくっていて、安藤サクラやっぱり演技上手だなと思うのだった。 義理のお父さんの柄本明とよく一緒に映画に出ていることが多くて、演技一家だなあと。『PERFECT DAYS』の柄本時生から今年の大河ドラマの『光る君へ』の柄本佑から、今をときめく俳優たちだなぁ。 しかも安藤サクラは今年の日本アカデミー賞で主演女優賞『怪物』と助演…
★★★★☆ あらすじ 普通の人生を送って来た女性教師は、出会い系サイトで知り合った男によって、今まで知らなかった世界へと導かれていく。 感想 自分の性的な写真や動画をインターネット上にアップしていた女の物語だ。これだけ聞くと特殊でとんでもない女性に思えるが、もとは取り立てて特別なことのない普通の女性だったことが分かる。そんな主人公がどうしてそのような行為をするようになっていったのか、その経緯が調書のようなスタイルで描かれていく。 そんな中で分かってくるのは、いくつもの偶然が彼女をそこへ導いたということだ。出会い系サイトに登録したのは仕事上の都合で、それがなければ魔が差して誰か男と会ってみようと…
一番好きな写真はダイアン・アーバスの A castle in Disneyland delicacy.hatenablog.jp 写真以外で一番好きな作品はというと、たぶんこれじゃないかと ベルギーの画家 フェリシアン・ロップス(1833-1898)による1881年の作品、ポルノクラテスあるいは豚を連れた女 エッチング、アクアティント、紙 この作品で諷刺されているのは、豚/欲望に引かれる女でもあり、女に引き回される豚/浅はかな男でもあるそうです 上の写真は 非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品 から複写しました Voices Calling from the Unusual
死刑について 作者:平野 啓一郎 岩波書店 Amazon 「死刑について」 平野啓一郎(著) 岩波書店 内容 死刑の是否について考えさせられる一冊 死刑制度があるからといって凶悪犯罪の抑止力にはならない… 世界では死刑制度を廃止した国の方が多い まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 長い月日が経ち、恐らくススメた本人ですら忘れてるかと思うのですが、 いつもオススメ作品をご紹介してくださるニードル(id:kokoko777)様にオススメして頂いた書籍を1年半の時が経った今、超今更ながら読んでみましたので、ご紹介いたします☆ 「死刑について」 平野啓一郎(著) 岩波書店 内容 「…
「友達になってくれませんか…」ある男は小さく呟いた。 ある男は戸籍上別人だった。ある男は過去を忌まわしく思っていた。 ある男は人生を書き換えたかった。 前半、中盤、後半と綺麗にまとめられた物語だった。ある男を中心に取り巻く家族や関係者がどんどん増えていき相関図が拡大していく。だが進行がスムーズだからか迷子になることなく最後に辿り着くことができた。里枝(安藤サクラ)が主役だと思っていたが城戸(妻夫木聡)が核と成り謎を解いていく。尻尾はつかむどころか見失うばかり。 最後に城戸がとった行動、選んだ選択肢は自らがダイスケ(窪田正孝)に感情移入し過ぎた末、決断する形となった人生観だと思う。 ある男 妻夫…
間もなく新入社員が入ってくる。社内報によれば、自社には100人超が入社するらしい。私が勤める部署への配属があるかは定かではない(おそらくないだろう……)が、まずはフレッシュなニューフェースの登場を心から祝福したいと思う。 さて、かれらが社会人生活で一番はじめに直面する〝壁〟といえば「ミスや失敗を繰り返す」ことだろう。人によって程度の差はあるにせよ、これは部署や会社が異なっても共通する、全新入社員の「宿命」と言っても過言ではない。 かくいう私自身、失敗を繰り返しては上司や先輩から叱られていた。叱られるその瞬間は行き場のない居心地の悪さに苛まれるのだが、当時叱られたことが現在の仕事観や行動に活きて…
朝ドラの展開が早すぎて。。。もう? もうなの? もっと学生どうしわちゃわちゃしてていいんだよ。半年あるんだから。 木曜日。11:50「ぽかぽか」トークに山崎育三郎。「徹子の部屋」に北大路欣也。 夜7:00-9:00 フジテレビ『ミュージックジェネレーション【昭和・平成・令和の定番ソング!】』 “レギュラー放送2回目となる今回のテーマは「アガるアニメソング編」「花にまつわる名曲編」に、ニューヨーク・屋敷の持ち込みテーマ「文化祭で女子たちがコピーしてたバンドソング編」の3つ。 ” 【MC】 さまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ) 【進行】 井上清華(フジテレビアナウンサー) 【ゲスト】 坂下千里子、…
【 スローメディア/スロー・リーディング 】 先日、日本監査役協会の【動画配信】講演会で、一橋大学大学院の楠木教授の「逆・タイムマシン経営論」を視聴した。 以下は、添付Webサイトからの一部抜粋。 逆・タイムマシン経営論https://www.uchida.co.jp/system/report/20210013.html ファストメディアの時代 われわれはファストメディアの時代に住んでいます。情報はあふれかえっているのに、肝心要の論理が抜けている。 情報の受け手側は、スマホで隙間時間も情報収集し、情報の供給側は、ページビューが可視化されるのでどうしても数字を追いかける。すると、必然的にバズワ…
2024年04月28日号(通巻797号) 表紙:黒石寺蘇民祭の皆さん 4月27日(土)23時 ETV特集『千年の祭りが絶えるとき』 https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/4LMM98P7ZM/ www.city.oshu.iwate.jp
季節 今日の一句 蝶こそは魂にしてミラーボール 浮浪雀 日曜日は遅く起きた。メール案件が気になった。最近は韓流をみないで、アニメとNHKのドラマを見ている。空白を満たしなさい、というのは平野啓一郎原作、柄本佑出演、など見る。役者が充実。 メール案件は困ったときのN村氏に依頼。返事待ち。算数ゼミの入会問題。ミクロメーターの画像、物理基礎のレポートNO2、など仕事関係の勉強をした。あきたら、魔法高校の劣等生、なるアニメをみたが内容はアナクロ。兄妹が恋人みたい。主人公の前髪問題もきちんとやってくれている。 妻は何年かぶりで同窓会麻雀に負けた、という。
●概要●ミュージシャン等20名●絵本作家2名 ●漫画家110名 ●他漫画家:情報不足・① ・② ・③ ・④ ・⑤ ●ゲームクリエイター14名 ●小説家104名 ・他小説家: ・① ・② ●哲学者1名●ファッションデザイナー2名 ●写真家2名●映画サイト運営者1名 ●概要 現在244名分のリストを掲載。 このコーナーは「映画人のオールタイムベスト(個別)」に掲載した以外の漫画家、アニメーター、ゲーム開発、シンガー、作曲家、小説家、その他クリエイターが影響を受けた・好きな映画のリストをまとめた掲載先のリンク集です。
先日、契約しているプロバイダから連絡を受けた通信会社の人が来て、妻立ち合いの下、マンションの自室の光回線を修理してくれました。 僕ら家族に責はないとの事で、費用がかからずほっとしました。 ブログも復活です。 およそ二週間の間に怒涛の勢いで話が進み、今月中にも契約してしまいそうな勢いです。 本当にそれでいいのか?悩みもありますが、ウキウキしてしまい、経済的な負担感にも「何とかなるやろう」とすっかり見通しが甘くなってきました。 ハウスメーカー4やハウスメーカー1から、「提携銀行なら固定金利でも優遇が利くので、今ならこれくらいで計算できますよ」、と教示された金利が目ん玉飛び出るくらい安くて、「これは…
☆『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の情報解禁!!☆ ホアキン・フェニックスの怪演が話題を呼び、アカデミー賞の主演男優賞も受賞した『ジョーカー』 意味深なラストから続編が噂されていましたが、『ジョーカー2(仮)』の制作発表からの1週間前にタイトルと予告動画の公開になりました。 タイトルは『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』に決定。 フォリ・ア・ドゥはフランス語で2人狂いという意味らしいですね。 パードン? フランス語もフレンチ・キスもフレンチ・トーストも得意なヒロ氏はドゥ=2しかわかりませんでした。 メルシー。 すみません、フランス語は全くわかりません。 タイトルとビジュアルからハーレイ・クインの登…
木曜日。11:50「ぽかぽか」トークに元PL学園エース!野村弘樹&上重聡。「徹子の部屋」に沢村一樹。夜10時「SONGS」に。 夜7:00-9:00 フジテレビ『[新]街グルメをマジ探索!かまいまち 初回2時間SP 赤羽&野毛!うまい店1位は?』←新番組 “ひとつの“まち(街)”に、徹底的に「“かまい”まくる」との意味が込められた番組『かまいまち』の番組タイトル通り、芸能人たちがひとつの街を自らの足で徹底リサーチ!厳選したその街一番の“最高の店”の“最高の一品”を紹介していく。 かまいたち(山内健司、濱家隆一)の進行のもと、熱のこもったグルメプレゼンバトルが繰り広げられる新趣向の「街ブラ」バラ…
平野啓一郎さんのインタビュー記事 「ありのままの自分でなくていい」を読んだ >対人関係ごとに異なる顔(分人)すべてが本当の自分 これを「分人主義」と呼んだ 対人関係に応じて人格が変わるのは自然と唱える ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚ これを読んで昨年の冬ドラマ 「いちばんすきな花」を思い出した 偶然出会って仲良くなった男女4人が織り成す物語 これまた偶然に4人共通の知人がいたことに気づく しかし4人がこの知人に抱く印象がまるで違う そしてこの知人の登場となるわけだが 結果4人の持っていた印象を全てあわせ持っていた ・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚…
最近1週間以内にブックマークした話題の中から特に気になるものをまとめた、週刊まとめ記事「ぐるぐるマガジン。」のコーナーです。 記事末尾ではKindleストアのセール情報も一部掲載しておりますので、よかったら参考にどうぞ! ではではいってみよー!
芥川賞受賞作を遡って読んでいる感想の続き。90年代の分です。 2000年代:続・芥川賞ひとこと感想日記(2009-2000) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2010年代以降:芥川賞ひとこと感想日記(2022-2010) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) ■ 玄月『蔭の棲みか』(1999年下・第122回) リンチの場面があからさまに痛そうで凄惨で、それに気を取られる読者――この世界を「異文化」のように思って読んでいた「日本人」読者(私)は、うっかり、最後に登場する日本の警察権力という圧倒的な暴力をスルーしてしまいそうになる、という仕…
読み終わったリクエスト本3冊を抱えて、生涯学習センター(旧地区市民館)に返却に行った。図書室の書棚に『推し、燃ゆ』があった。2021年第164回の芥川賞受賞作だ。 著者宇佐見りんさんは1999年生まれなので、本作出版時(2020年9月)は21歳だ。現在の我が孫よりも若い。そうした世代にとっては何の不都合もないのかも知れないし、世の中からも絶賛を受けたのだから、きっと抵抗を感じる私がどうかしているのだろう。 ニュースで芥川賞受賞作として耳にした瞬間から、私はこの『推し、燃ゆ』というタイトルに馴染めなかった。それ以前に「推し」という言葉自体が受け入れられずにいた。その「推し」という新しい言葉に、な…