長寿を祝う儀式を「年祝い」「長寿祝い」と言います。 この他に「賛賀」(さんが)という言い方もあります。 一般的には、「還暦」(かんれき)以後の祝いを指します。 人生の節目を寿ぎ、これからも長生きできるようにと言うことで、 お祝いをします。 当日、もしくは前後の適宜の日に、 これまでの加護に対するお礼と、今後更なる長寿への祈願を込めて、 氏神社にも参拝したいものです。 「年祝い」は、 奈良時代にChinaの風習を取り入れたことに始まります。 当時は「四十の賀」「五十の賀」などと、10年毎に祝い、 本人が餅を搗き、親戚に振る舞う習わしがありました。 「干支」(えと)は60年で一巡して初めに戻る、 …