前回のブログで、元外資系広告代理店JWTのクリエイティブ・ディレクターで、ネスレ日本のキットカットの受験生キャンペーンを手掛けた関橋さんの、外資系広告代理店の利益スキームについての発言を紹介しました。曰く「多くの外資系広告代理店は働いた時間に応じて報酬を得るタイム・フィーを導入。これならメディアを多く扱う必要はない。ブランドが成功すれば良い。」 何故大きな利益の見込めるマスメディア広告ではなく、国内広告代理店がやりたがらない手間ばかり掛かるブランドPRをやっていられるのか、という問いに対する答えがここにあります。 タイム・フィーと言っても欧米の広告代理店とのフィー制度取引は大きく2種類のやり方…