静岡県島田市には南北に大井川が流れています。 江戸時代東海道の要所だったこの場所には橋がかけられず、行き来する人は川越人足と呼ばれる専門の集団を雇う必要がありました。専門の集団と行っても増水時には行き来できないことも多く、旅人は何日も島田で水が引くのを待つこともあったそうです。 そんな大井川の川越を管理したのが島田の代官、そして川庄屋と年行事と呼ばれる専門職の人たち。そんな川越制度の様子を今に伝えるのが大井川川越遺跡です。 島田から西へ25kmほど行くとヤマハの掛川工場があります。静岡県には掛川市のヤマハ、そして磐田市のカワイと見学できるピアノ工場が2ケ所ありますが、この時期に見学可能だったの…