4月25日、次期衆院選の重要な前哨戦と言われる3つの選挙に、自民党が全敗した。 ①衆議院の北海道2区補選、 ②参議院の長野選挙区補選、 ③参議院の広島県再選挙。 このうち①は候補者すら立てずに不戦敗、 ②は立憲民主党の「羽田王国」を崩せずに敗北、 ③は自民党の元官僚がフリーアナウンサー女性に敗北した。 さて、①は論外として―― ②の「羽田王国」すなわち世襲議員制の側が勝つというのは、それはそれでどうかと思う。 しかし言うまでもなく自民党側にも世襲議員制は掃いて捨てるほど根付いているので、この点どっちもどっちである。 ③については、例の河合案里(とその夫で元法務大臣!の河井克行)の選挙買収事件で…