広島市が郷土の歴史・資料を展示するために設立した博物館。
1911年(明治44年)、「宇品陸軍糧秣支廠缶詰工場」として建てられた。
1945年(昭和20年)8月6日の原子爆弾の投下・爆発による爆風のため、北側屋根の鉄骨が同じ部位ですべて下向きに折れ曲がったが、建物の倒壊は免れ、戦後は民間の会社に建物が貸し出され食品の工場として使われていた。
1977年(昭和52年)、工場の操業は停止された。以降は活用されず中国財務局の管理に移った。その後、広島市が建物と敷地を国から取得した。
1985年(昭和60年)4月、建物は改修工事の後、市内に残る数少ない明治期の建築物で、かつ建築技術や意匠が優れているなどの点から、広島市重要有形文化財に指定された。
1985年(昭和60年)5月、広島市郷土資料館として開館した。