広島電鉄

広島電鉄

(地理)
ひろしまでんてつ

広島県内で、鉄道・バスなど交通運輸事業を主に、広電グループとして、流通・不動産・建設・レジャー・ホテル・観光・保険・ゴルフ場・飲食などの様々な事業を展開している。
英文表記:HIROSHIMA ELECTRIC RAILWAY CO.,LTD.
略称:広電ひろでん

東京証券取引所2部上場 *1
証券コード:9033

軌道線(広島電鉄市内線)・鉄道線(広島電鉄宮島線) 鉄軌道事業(運営 電車カンパニー)

交差点を挟む紙屋町東紙屋町西の両電停はかつてはいずれも「紙屋町」とされ、車内放送でも「紙屋町。...続いて紙屋町。」と案内されていた。

“乗換え制度”→ 乗換電停

フリーパス(スクラッチ方式)

一日乗車券
大人 600円・こども 300円
広島電鉄市内線宮島線の全線で利用出来る。
一日乗車乗船券
大人 840円・こども 420円
広島電鉄市内線宮島線の全線と広電グループ宮島松大汽船で利用出来る。
発売場所
広島電鉄電車定期券窓口、市内主要ホテルなどのフリーパス販売窓口、または、電車の車掌もしくは運転士。
詳細は、広島電鉄公式サイト(ひろでんアベニュー)を参照。
発売終了
宮島フリーパス(有効期間:連続する2日間)
大人 2,000円・こども 1,000円
広電グループ宮島松大汽船宮島ロープウエーに利用できた。2014年3月31日をもって発売終了。

運行系統(区間)(広島電鉄市内線広島電鉄宮島線

平和の尊さを語る原爆ドーム広島平和記念公園へは、広島駅から約10〜15分

電車・車両

  • 最近では新型の超低床電車(愛称:「グリーンムーバー *2」・「グリーンムーバーmax *3」)を積極的に導入している。
  • 1945年8月6日の原子爆弾の投下により被爆し被害から復旧させた当時からの電車「通称:被爆電車」など自社発注による車両の他に、過去に京都市電大阪市電神戸市電西日本鉄道西鉄)などで活躍していた電車なども運行されている。
    新型の電車との置き換えなどが徐々に進んでおり、2006年6月には「被爆電車 654号車」が現役を退き、広島市交通科学館に寄贈され静態保存されているが、他の形式の車両は、廃車後、ひっそりと解体される事例の方が多い。→ 広島電鉄の車両
  • 2011年4月1日以降、“広島地区共通カード”の利用は出来なくなったが、広島電鉄電車には磁気カード機器が残され“乗換電停”での“乗換えカード”および“フリーパス(一日乗車券等)”専用の取り扱いとなっている。

バス事業(運営 バスカンパニー)

路線バス、高速バス、観光バスなどを営業している。略称は 広電バス

PASPY(パスピー)

  • 2008年(平成20年)1月26日から“広島地区共通カード”に置き換わるものとして交通系ICカードのPASPY(パスピー)の運用が始まり、広島電鉄も路線バスの一部から導入され、一部の“高速バス”を除き、利用出来る路線は徐々に拡大した。
  • 2008年(平成20年)3月1日からは“広島電鉄市内線”9号線で導入された。
    市内線”9号線以外の導入時期については2009年(平成21年)3月1日より(2号線宮島線直通電車を除く)残りの路線で実施
    広島電鉄宮島線”2009年(平成21年)10月17日から実施された。これにより広島電鉄の電車全線で利用できる。
    PASPY(パスピー)取り扱い機器がない“レトロ電車”を除く。
  • PASPY

パセオカード(広島地区共通カード)

  • 1993年(平成5年)3月25日から広島地区で始まった磁気カード方式の“6社共通バスカード”には、広島電鉄は路線バスから参加したため一般名称であるバスカードとして発行していたが、1997年(平成9年)3月31日から“広島電鉄宮島線”“市内線”でも“広島地区共通カード*5が、利用出来るようになり、バス単独ではなくなったため広島電鉄が発行する“広島地区共通カード”を独自の名称“パセオカード”として販売するようになった。なお、バス事業者など他社発行の“広島地区共通カード”と“パセオカード”は従来通り相互利用出来た。
  • 関連会社エイチ・ディー西広島ボン・バス)が販売する“広島地区共通カード”も“パセオカード”の名称で販売されていた。
  • 広島電鉄パセオカードの販売を2009年10月で終了する予定だったが、PASPY(パスピー)が在庫不足となる事態が発生し2009年12月末まで販売を継続した後、販売終了となった。
  • 2011年(平成23年)3月31日、“パセオカード”を含む“広島地区共通カード”の利用は電車・バスともに終了した。

不動産事業

関連会社

参照 → 広電グループ

広島電鉄の略歴

1910年(明治43年)6月18日
広島電気軌道株式会社 設立。路面電車に1435mmのレール幅を採用した。
1912年(大正元年)11月23日
開通式が行われる。
1912年(大正元年)12月8日
広島駅前-相生橋紙屋町-御幸橋八丁堀-白島の路線で運行を開始した。以後、順次路線の拡張がおこなわれる。
1917年(大正6年)8月2日
広島瓦斯株式会社(現在の広島ガス)に広島電気軌道が吸収合併され、広島瓦斯電軌株式会社が発足。
1919年(大正8年)
他の事業者による路線バスの運行が本格化する。
1922年(大正11年)8月22日
鉄道線(1435mmのレール幅)己斐-草津駅が開業。以後、徐々に広電宮島口駅まで路線が延長される。
1928年(昭和3年)10月14日
広島乗合自動車株式会社(バス事業者)開業。
1931年(昭和6年)6月
広島郊外自動車株式会社(バス事業者)開業。
1938年(昭和13年)2月
広島乗合自動車を買収し、自動車部としてバス事業を開始。
1941年(昭和16年)8月
広島郊外自動車を買収。
1942年(昭和17年)4月10日
広島瓦斯電軌から「広島電鉄株式会社」として分離。この日が設立年月日となっている。
1943年(昭和18年)4月10日
鉄道省の指示により、広島市周辺の郊外バスを運行する7事業者を合併、統合。
1943年(昭和18年)4月
広島電鉄家政女学校を設立。
1945年(昭和20年)8月6日
原子爆弾により被爆。本社機能を郊外の楽々園に移転。
1945年(昭和20年)8月9日
廿日市変電所からの送電により西天満町-己斐の運行を復旧。広島電鉄家政女学校の生徒が乗務した。
1945年(昭和20年)8月13日
市内バス4台が運行開始。路線バス事業の復興が始まる。
1945年(昭和20年)8月15日
小網町-己斐で復旧。以降も復旧が進む
1945年(昭和20年)9月17日
水害により、天満橋軌道専用線が不通となる。
また、この水害により広島電鉄家政女学校の再建は断念され女学校は解散となったようだ。
1945年(昭和20年)10月1日
天満橋軌道専用線、山口町-己斐間が復旧。以降も復旧が進む。
1946年(昭和21年)8月30日
本社機能が楽々園から千田町に復帰。
1958年(昭和33年)3月6日
宮島松大観光船(現在の宮島松大汽船)に資本参加。
1959年(昭和34年)4月1日
広島観光開発宮島ロープウエーを開業。
1962年(昭和37年)11月28日
備北交通に資本参加。
1964年(昭和39年)3月28日
芸陽バスに資本参加。
1971年(昭和46年)9月9日
広島バスと資本提携。
1973年(昭和48年)7月17日
独占禁止法に違反するとされた広島バスとの資本提携について同意審決により解決。
同意内容は所有する広島バスの株式、11万株の内8万5千株を処分する。広島バスの役員となっている広島電鉄役職員は広島バスの役員を辞任する。


広島電鉄開業80年創立50年史」を元に簡略に記述。

2012年(平成24年)3月9日
広島バスが保有する芸陽バスの全株式を取得し、芸陽バス連結子会社化。
2012年(平成24年)4月1日
呉市交通局の廃止に伴い、呉市営バスが運行していた路線を引き継ぐ。
2013年(平成25年)4月1日
子会社の広電不動産を本体に吸収合併した。

※画像の社章は“電気とレールの記号をカタカナの“ヒロ”*7で囲む”

*1:1949年6月から広島証券取引所(広証)に上場していたが、広証廃止により東証上場となった

*2:2000年ローレル賞 受賞

*3:2006年ローレル賞 受賞

*4:ただし中国ジェイアールバスの路線バスが濃紺を基調としているため“青バス”と言うと混同される事もあるらしい

*5:6社共通バスカード”は、その後アストラムライン呉市交通局など、参加事業者が増えたため“広島地区共通カード”と便宜上呼ぶ

*6:退職給付信託の信託財産として拠出している株主名簿上の名義「みずほ信託銀行 退職給付信託 広島銀行口」を含んでいる

*7:“ヒロ”の右から左への読みなので“ロヒ”

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