家具の町・福岡県大川市の味わいのある商店街。その一角に庄分酢はあります。 酒造りから始まり、4代目で酢造りをを始めてから300年以上。現在の社長・高橋一精さんで14代目。 酢酸菌が住み着いた蔵で、酢造りは行われています。.黒酢は甕造り、米酢は木桶などで仕込まれ、蔵の中の菌が発酵の手助けをしながら「静置発酵法」と言われる本来の製造法でゆっくりと時間をかけて酒を酢に変わります。. ただ、酢造りは菌の働きだけでに頼っているのではなく、微生物の働きを促したり、蔵内の温度管理などの「手入れ」がとても重要です。.酢職人たちが日々手入れをしながら、発酵工程を絶えず見守ることで良質なお酢ができあがります。 「…