本名:福田章二。1937年東京都生まれ。日比谷高校、東大法学部卒。
1958年、「喪失」により中央公論新人賞(なお、この作品は東大で
やっていた同人誌「駒場文学」に書いた「白い瑕瑾」が元になっている)。
このときは本名で発表している。
1969年、長い沈黙を破り、庄司薫として書いた「赤頭巾ちゃん気をつけて」
が芥川賞受賞。
著作は他に、
「さよなら怪傑黒頭巾」
「白鳥の歌なんか聞こえない」
「狼なんかこわくない」
「僕の大好きな青髭」
「僕が猫語を話せるわけ」
「バクの飼い主めざして」
がある。ピアニスト中村紘子の夫。
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