1950, 1960 年代の昭和の大合併期に市制をした市の中に、市制前には人口 1 万人以上の町村がひとつもなかった市が、割とたくさんありました (合併して市になる前に人口 1 万以上の町村がひとつもなかったケース)。 この時代、市が成立するための人口要件は 3 万人なので、そのような市の中核町村として 1 万人はかなり小さいように思えます。中心市街地の面積が非常に小さかったり、その市街地が複数町村に渡っていたり、などの状況が想像されます。ともあれ、とにかく気にはなるので、その沿革を追ってみることにしました。 砺波市 1954 年 4 月 1 日 市制 (市制直前は礪波町) 市制直後: 36 …