ラッテとふしぎなたね/庄野ナホコ/小峰書店/2025年 ねこのラッテの庭には季節の草花や木があふれています。 ある日、みどりいろのふしぎな鳥がとんできて、くわえていた種を、ぽとりとおとすと、すぐにとんでいってしまいました。 ラッテは いろいろ調べたり、友だちも相談しましたが、この種が何かはわかりませんでした。 「何がでてくるかわからないけど育ててみよう」 ラッテが、植木鉢に、種をまき、毎日世話をしていると、やがて小さな芽がでてきました。 芽は少しずつそだち、ある日、青いつぼみをつけました。 ところが、夏がすぎ秋も終わり、冬をこえて、また春がきたのに、ちいさなつぼみはとじたまま。 冬の夜、ラッテ…