日本海を媒介した半島・大陸との窓口であった綾部は古墳の宝庫である。若狭湾に注ぐ由良川沿には千を越える古墳がある。今回滞在したクチュールさんに、近くの遺跡を教えてくださいとメールしたが返事がない。現地に行けば何か情報があるだろうと思い出かけた。 現地で情報は見つからなかったが旅を終えてから、気合を入れて検索したところ、とんでもなく重要な縄文石棒(祭礼、呪術用の男根、ペニス)が、クチュールのすぐ近く葛礼神社にあることがわかった。しかしそれを説明する資料がウェブにはない。さらに調べると綾部市資料館が特集を出していた。上記写真の2000年の第6号である。 文書量は少ないが以下の3本の論文が掲載されてい…