連休中伊豆へ行っていました。伊豆に韮山というところがありその韮山には幕末に伊豆や三浦半島の天領を支配していた江川家の屋敷が現存していて、復路にそこを見学しています。日本史の教科書に出てくるキーワードを書けば幕末に反射炉を完成させた江川英龍が居たところ、と云えばわかりやすいかもしれません。 主屋はいまは銅板葺きですがかつては茅葺きで、関ヶ原の頃の慶長年間の建物に江戸期を通じて修築がなされ、いまに至ります。代官所としての執務棟は現存せず台所などの江川家の私生活を支えた部分がメインです。といっても かまどがある土間だけで50坪あり、けっこうデカい建物です。 その土間の上には天井板は貼られておらず、の…