The Case of the Curious Bride 1934年発表 弁護士ペリー・メイスン5 宇野利泰訳 新潮文庫発行 前作『吠える犬』 次作?『義眼殺人事件』 まずは前作の感想でも言ったのだが、ペリー・メイスンもののお約束である次回予告がなかった件(本作の中身とは少し違う話)。 そもそも前作の最終ページの脚注には このあとの半ページほどの文章は、本文庫(創元推理文庫)既刊「義眼殺人事件」の末尾とまったくの同文で、次作「奇妙な花嫁」の予告になっている。したがって、重複をさける意味から本編では省略した。 とある。この時はよく理解しようともしていなかったので、勝手に省略しやがって!とプンプ…