ショスタコーヴィチの生誕120年記念の弦楽四重奏曲全曲完聴記の第7回目。 晩年の作風を持った1970年に作曲された第13番、1973年に完成された第14番を。演奏は例のごとくパシフィカ・カルテットです。 弦楽四重奏曲第13番 変ロ短調 Op.138(作曲・初演:1970年) ショスタコーヴィチの数々の弦楽四重奏曲を初演したベートーヴェン四重奏団のヴィオラ奏者ワジム・ワシリーエヴィチ・ボリソフスキーが病気のため退団するのにあたり捧げられた単一楽章の作品。ヴィオラがやはりフィーチャーされ様々な表情をきかせてくれます。全体的にはやはり暗い。アーチ形式をとりゆっくり→少し速く→ゆっくり、という構成です…