ひとときの安らぎを求めて箱根に来る人は多い。温泉といえば奈良時代から続く箱根湯本温泉が本家だが、入ってみたら意外と普通だったということが多い。おすすめは、箱根湯本から一足伸ばし、箱根登山鉄道で強羅駅まで行ってもらいたい。 強羅温泉の歴史 国民宿舎箱根太陽山荘 内風呂と露天風呂のハイブリッド 強羅温泉の歴史 強羅(ごうら)は明治から大正にかけて本格的に始まった温泉。歴史が浅く、格付けでは「箱根七湯」や「箱根八湯」にも入らず「箱根十七湯」に数えられる。東京から箱根探索する中継点として扱う人が多いのは非常にもったいない。 大涌谷からの引き湯した乳白色の温泉(酸性-硫酸塩泉)は、本家の箱根湯本を遥に凌…