「仮面ライダーカブト」の登場人物の一。
ZECTの精鋭部隊『シャドウ』に属していた。矢車想隊長時代は一隊員だったが、加賀美新がザビーゼクターを捨てシャドウを一時解散した後、新生シャドウの隊長に収まり、ザビーゼクターを手にする。
チームの統制のためには、どんな犠牲もいとわない苛烈な調和の形を『パーフェクト・ハーモニー第2章』と称した。
目的のためには手段を選ばず、かつての上司矢車想を芝居にかけ、加賀美新を囮にしてその命を代償にしてでもシャドウの情報内通者をあぶり出そうとした。
基本的には組織人ではあるが、己の地位を守るためなら手段を選ばず、また保身のためなら誰とでも躊躇無く組む小人物の側面がある。
他のライダー達と比べザビーとしての劣りが目立ち始めたため、ゼクトの三島から天道、ワームに、と次々と自分を見捨てないよう必至に取り付いていた。
しかし天道にザビーゼクターを奪われると、かつての矢車のように彼自身もまた「不協和音」としてZECTから捨てられる事となる。
それからザビーゼクターを取り戻そうと天道に取り入るなどした末、ネイティブワームの立川大吾を襲うも失敗。身も心も満身創痍の所を矢車に救われたことで彼と義兄弟の結束を交わし、仮面ライダーパンチホッパーとなった。
しかし過去の栄光にはまだ心残りがあったらしく、ザビーブレスを再び受け取り乃木に挑むも敗れた。それ以後はまた矢車と行動を共にしている。