2023年 3月16日(木) 先週、壊れたカメラのレンズを修理に出すために、上野のヨドバシカメラに行ったその帰りに、池之端に周り、古書ほうろうに寄って買い物をした。 そこで購入した、島田潤一郎さん著「古くて新しい仕事」というエッセイに、ここ数日間熱中した。夏葉社という、ひとり出版社を経営されて10年の島田さん。彼の誠心誠意の込められた、まっすぐな文章に、夢中になって数日を過ごした。 作中に出てくる、夏葉社出版の「レンブラントの帽子」「昔日の客」といった本が、実際にどんなものかと気になって検索をかけたところ、取扱店に、近所の雑貨屋の名前があった。 もう閉店時刻を過ぎていたが、店頭の、ガラス張りの…