救いは「一方通行」じゃない? 阿弥陀仏の「二種回向」という壮大なプラン 「仏教の救い」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?「自分が苦しみから解放される」「死んだら極楽へ行く」…そんな「自分」の救いを想像するかもしれません。 でも、浄土教、特に親鸞聖人が突き詰めた教えでは、救いは「自分だけが救われて終わり」ではありません。そこには「往相(おうそう)」と「還相(げんそう)」という、浄土への「行き」と、この世への「還り」という壮大なプランが用意されています。 この壮大な救いのプランの鍵となるのが「回向(えこう)」という言葉です。 1. 「回向」= 阿弥陀仏からの「力のプレゼント」 「回向」というと…