『結婚した方がよいでしょうか、それとも、しないほうがいいでしょうかと尋ねられたとき、「どちらにしても君は後悔するだろう」と彼(ソクラテス)は答えた。 ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』(岩波書店)』 このフレーズは、人生に後悔は付き物というイメージを鮮明にさせます。 それをどの様に受けとめるかによって、人生の色合いが変わるのでしょうね。 「結婚」については、価値観の多様化によって、その形態も様々なスタイルが増えています。 21世紀で深刻なのは、世帯収入の見込みが立たない理由から、結婚を断念する適齢期が増えていることです。 確かに、将来のことを考えるとある程度の家計費のメドをつけ…