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後楽園ホール

(スポーツ)
こうらくえんほーる

40年以上の歴史を持つ、ボクシングやプロレスをはじめとする格闘技の聖地。
1962年1月15日に開場、4月16日にオープンした。
前身は、講道館本部の文京区春日移転に伴い閉鎖された旧講道館本部水道橋道場を改装し、1958年6月8日に開場した後楽園ジムナジアムである。新装された当時も後楽園ジムナジアムであったが、後に後楽園ジムというプロボクシングジムがオープンしたため、混乱を避けるべく後楽園ホールに改称された(※ただし、当時の最大のボクシングアナリストであった郡司信夫が著書で、後楽園ホールのオープンについて単に『後楽園ジムナジアム』の移転と書かれているだけにみられるように、現在の『格闘技の聖地』の新設という意識はなく、単に『旧後楽園ジム』が新しい建物に改装された程度の意識でしかなく、聖地化されてくるのは1960年代半ば以降のことである) 。
元々は1955年に日活に売却されて閉鎖された「芝スポーツセンター」に代わるボクシング常設会場として作られ、こけら落とし興行「ダイナミックグローブ」(メインは高山一夫VSオスカー・レイス)以来、特に日本で行われるプロボクシングの試合は4回戦から世界戦まで多くを行われ、一年のうち全国で行われる試合数の半分が後楽園ホールで行われているという。全盛期には休日に一日で昼と夜の二回興行が行われることも多かった。
初めて開かれたプロレス興行は1966年11月25日の日本プロレスで、メインイベントはジャイアント馬場VSルイス・ヘルナンデスの3本勝負であった。
(※キックボクシングなどのその他の総合格闘技についての詳細は不明)
近年はボクシング・プロレスとも人気低迷が続き、格闘技団体の細分化も進む一方で、ディファ有明新宿FACE新木場ファーストリングなど使用料の安い小規模格闘技常設会場が都内で次々と建設されたため稼働率も下がりつつある。打開策として2010年10月より平日に限り「コンパクトスタイル」と呼ばれる南側座席を封鎖した約700席での貸し出しを開始。使用料を安くすることでなかなか後楽園を使用できない団体の利用を促す(ただし2、3か月前の予約が必要)。2010年10月27日のハッスルMAN'Sワールドがコンパクトバージョンでの最初の利用となる。なお、女子プロレスなどで使用する際(土日祝)に北側のステージ席およびバルコニー席を封鎖することもあるが、この場合の使用料は変わらない。
格闘技等を行う会場としては珍しく、飲食物の持ち込みが可能であり、場内でも飲食物が販売されている。


テレビ番組「笑点」の収録や各種イベントなどにも使用される。
所在地は東京都文京区、東京ドームシティ内。

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