後白河院井上靖新潮文庫昭和50年9月30日 発行平成19年8月1日 31刷改版令和元年12月20日 38刷 図書館で、新着本の棚で目に入ったので借りてみた。やはり、図書館の本でも新しい本は、気持ちい・・・。 井上靖の歴史小説。今年の本のテーマの一つに、歴史、とおもっているので、借りてみた。 本の裏の説明には、”朝廷・公卿・武門が入り乱れる覇権争いが苛烈を極めた激動の平安末期。千変万化の政治状況において、常に老獪に立ち回ったのが源頼朝に「日本国第一の大天狗」と評された後白河院であった。保元・平治の乱、鹿ヶ谷事件、源平の争乱、平家滅亡・・・・。その時、院は何をどう思いどう行動したのか。側近たちの証…