2010年を過ぎた頃に重度のうつ病を発症した。実家で暮らしたのだが、テレビの音が耐え難いほどうるさく感じたり、家族が何人もいて落ち着かず、一時は精神科病院への入院を考えたほどだった。 うつ症状がピークの時にうつ病の妄想が出現した。うつ病で妄想が起きる場合がある。うつ病での妄想は微小妄想といわれ、3種類がある。 ・重い病気にかかったと思い込む心気妄想・大変な罪を犯したと思い込む罪業妄想・お金がなくて暮らしていけないと思い込む貧困妄想 私には将来も暮らしていけるだけの十分な金融資産があるのだが、それでも暮らしていけなくなると思い込んでいた。将来お金が足りなくなって暮らせなくなると思ったのだ。 私よ…