『松下幸之助はなぜ、松下政経塾をつくったのか』 江口克彦 WAVE出版 2010/6/20 <個性・持ち味を生かす> ・結論を申せば、松下幸之助は職種を増やすことを考慮した政治をおこなうことであり、「お互いの欲望が適正に満たされる社会」が政治の目指す姿だと考えていたようだ。 <赤字国債の発行に危機感> ・それでなくとも国費が膨大に膨れあがっている。戦前と比べるとそれは一目瞭然であり、物価は約1000倍、賃金は1300倍であるのに対し、国費だけが13000倍になっており、一桁違っている。「おかしい」というのが松下幸之助の直感である。 <なぜ政府に政治研究所がないのか> ・今政治は何といっても一番…