夏休みが終わる夜に、導線をひとつ整える話。 夏休みの終わりが近づくと、家の空気が、すこしだけ変わります。昼の光よりも、夜の静けさのほうが、濃くなっていく。 子どもの足音が減って、宿題の紙の音が増えて、リビングの影が、すこし長くなる。 ■ 夏の終わりに、夜がくっきりしてくる 夏休みのあいだは、夜と昼の境目が、ゆるやかでした。遅くまで起きていても、どこか許されている感じがあった。 でも、夏休みが終わるころになると、夜は「明日のための時間」に変わっていきます。ちゃんと寝ること、ちゃんと休むことが、すこし大事になる。 ■ 夜の導線が、明日の自分を守ってくれる 廊下が暗い。トイレの光がまぶしい。センサー…