去年6月に大阪を訪問したとき、中之島付近をあちらこちらと散策して、大阪は水の都だと実感したのだが、今回はその水の都を満喫するため、水上バス・アクアライナーに乗って大川(旧淀川)を周遊することにした。 アクアライナーで大川を周遊 大川周遊の水上バスの乗り場(港)は2カ所あるのだが、21日朝、私は梅田に近い八軒家浜船着場から乗船した。近松門左衛門が『心中天網島』のなかに「南へ渡る橋柱、数も限らぬ家々を、いかに名づけて八軒屋、誰とふし見の下り船、着かぬうちにと道急ぐ」と書き記したのは、この八軒家浜船着場で、江戸時代には、伏見(京)から大坂への船は、ここに着いた。ちなみに、大川周遊のコース周辺は、『心…