日本では長年、臨床心理士という民間資格はあったものの、公認心理士という資格はありませんでした。受験料徴収で税金の足しになるのならともかく、そうでないのなら、公認心理士の資格は不要でしょう。そもそも、心理士という職業が社会に不要だと私は考えています。 医学的事実として、カウンセリングは科学的でないと分かってきています。より具体的にいえば、再現性がなく、反証可能性がありません。同じ心理療法でも、する人によって、受ける人によって、効果はまちまちです。どこまでいけば治癒したかも明確ではありません。これでは科学とは言いにくいです。 たとえば、明治時代になって、漢方医は公式な医者でなくなりました。なぜなら…