御稜ナグサ物語。大切な人を助けられなかったことがトラウマとなり自己肯定感を喪失した少女を救う話。 御稜ナグサは紛争調停委員の副長として委員長(アヤメ)を支えてきたが彼女の救出に失敗し深く自責する。 自分の無力感を痛感したナグサは右腕を負傷したこともありすっかり自信を喪失し自己否定的に陥ってしまう。 これまでの自分はアヤメの隣にいられるように優等生を演じてきただけだとウジウジしまくることになる。 そんなナグサに対し先生の説諭が炸裂!人は誰しもペルソナを被って生きておりそれもまた自分なのだと説く。 例え演じてきた自分だとしてもその過程で身につけた実力や人間関係は本物であることを知らしめるのである。…
ブルーアーカイブはキャッチコピーの一つに「物語」を掲げているように、シナリオにかなり力が入れられており、ノベルゲーとしても高い評価を得ている。ブルアカには主軸となるメインストーリーの他に様々なシナリオが用意されているが、生徒一人ひとりの人物像を掘り下げる所謂「個別ルート」がある。それが「絆ストーリー」であり、フラグ生成過程(先生との関係性の構築)が丁寧に描かれている。これがブルアカが人気を誇る要因の一つとなっている。よってここでは各生徒の絆ストーリーを分析し、一覧としてまとめておくこととする。※ブルアカの年齢は年度初めのもの。そのため年齢と学年が合わないヒロインは留年説が匂わされている。該当す…
高い身長をコンプレックスとし自己評価の低い少女が短所と思っていた高身長に長所を見い出す話。 ツクヨは長身を気にしており猫背になり俯いて鬼太郎的メカクレヘアーで内向的でオドオドしていた。 そんな彼女の支えとなったのが自分を受け容れてくれた忍術研究部であった。 だがツクヨはこれまでの人生で忍術などに一切興味が無かったので努力して忍者ごっこをすることに。 先生はそんなツクヨを否定せず付き合ってあげながらも長身であることを肯定し自身を持たせていく。 スラダンで魚住が田岡監督から背が高いのは才能と肯定されたようにツクヨも先生に肯定されるのだ。 こうしてツクヨは少しずつ自分のコンプレックスと向き合い見方を…