1986年出版という約35年前の本でありながら今でも売れ続けているという『思考の整理学(外山磁比古)』を私も読んでみました。 アイデアを生み出す、考えをまとめて整理するという類の本はこれまで何冊も読んできましたが、この本は具体的な事例や描写が多く、たとえ話も的を射ていて深く腑に落ちる。この辺りが、長年愛されている理由ではないかと感じます。 スポンサーリンク // 中でも、私にとって深く感銘を受けたのは【アイデアは寝かせておく】という言葉。 これ自身はときどき耳にするような話ですが、ポイントはただ単にほったらかしにするのではなく、化学反応を起こすべく、ある程度仕込んだうえで寝かせる必要があるとの…