「余白思考」という新しい概念の提案かも知れない。「論理的思考・データ分析だけでは戦えない時代の直感と感性の鍛え方」という帯の表現に惹かれ新刊書を読んでみた。 山崎晴太郎著「余白思考」(2024/1/9、日経BP)、頁数:272頁、価格:1,600円(税別)、2~3時間で読め、結構、気付きが得られた。 著者はアートディレクター・グラッフィクデザイナー・3社の経営者・タレント(1982年生まれ、京都芸大修士)とマルチに活躍。YouTube対談動画もあり、「社会の右脳を刺激する」、と手指・腕を常に動かしながら表情豊かにインタビューに応じる。身体感覚をロジックに人間を知る、という姿勢。表情や言葉からセ…