おんだりく 1964年(昭和39年)、宮城県生れ。水戸第一高校卒、早稲田大学卒。1992年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。ファンには“ノスタルジーの魔術師”の異名で親しまれている。 2005年(平成17年)、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞受賞。同年、同じく『夜のピクニック』で第2回本屋大賞受賞。
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ようこそ、シュガーです。 幻冬舎文庫から発売されている小説 著者:恩田陸 さん 祝祭と予感 を読みました。 祝祭と予感 (幻冬舎文庫) [ 恩田陸 ]価格:627円(税込、送料無料) (2022/5/9時点) 楽天で購入 第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞ダブル受賞作「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編集。 では内容紹介や感想、レビューを書いていきます。 いつも通り私の個人的な評価です。 恩田陸 祝祭と予感 祝祭と予感 内容紹介 あらすじ ストーリー 祝祭と予感 感想 レビュー 評価 こんな人にオススメ 蜜蜂と遠雷 感想記事リンク 蜜蜂と遠雷 上 感想 レビュー 蜜蜂と遠雷 下 感想 レビュー…
4月8日(金) 参議院石川県選挙区選出議員補欠選挙、期日前投票完了。 まあ、先日の石川県知事選挙と違って、20時当確だろうけど。 www.atnk0806.site www.atnk0806.site www.atnk0806.site 話は全然変わって、飛行機の話。ANAの飛行機乗るときはいつもスマートフォンでタッチするだけのSKiP使っていたけど、今後は画面にQRコード表示させないといけないのかな…この流れはJALも? スマートフォンの決済に関してもだけど、いちいちQRコードを表示させるよりもタッチだけで済ませた方が圧倒的にラクなのに。 QR決済は今でも使っていないし、使うつもりもない。 …
恩田陸『黒と茶の幻想』を読みました。 記録に残す限り4回ほど読んでいました(今回で5回目)、好きとか嫌いとかではなく、ただただ定期的に読む本『黒と茶の幻想』です。 繰り返し何度も読む本の醍醐味として、書かれている本の内容は変わらないのに読み手が変わるとそれによって感想も当然ちがってきますよね? というのがあると思っています。 『黒と茶の幻想』は、大学生時代の気の置けない友人4人組が、40歳を目前に、Y島(屋久島をイメージしてもらえればわかりやすい)を旅するその行程を書いた話です。 4章で構成され、利枝子、彰彦、蒔生、節子の順番で一章ずつ語りが変わります。それぞれの章で独立して読むこともできつつ…
ようこそ、シュガーです。 幻冬舎文庫から発売されている 著者:恩田陸 さん 蜜蜂と遠雷 下 を読み終わりました。 蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫) [ 恩田陸 ]価格:803円(税込、送料無料) (2022/5/7時点) 楽天で購入 第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞ダブル受賞作! では内容紹介や感想、レビューを書いていきます。 いつも通り私の個人的な評価です。 ちなみに、上巻の感想はコチラ。 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) 作者:恩田陸 幻冬舎 Amazon sugarbitter.hatenablog.com 一緒に見てもらえたら嬉しいです。 恩田陸 蜜蜂と遠雷 下 蜜蜂と遠雷 下…
今回はもともと持っていた本を読み返し。 恩田陸の 光の帝国 常野物語。 光の帝国 常野物語 (集英社文庫) 作者:恩田陸 集英社 Amazon この本は高校生の時に出会い、大学生の頃に改めて読みたいと(そして持っていたいと)思って購買で買ったお気に入りの本。 の割には、社会人になってからは開くことはなく、ずっと本棚の飾りとなっていた本。 今回読み直して、 いくつかの話は懐かしい思いにも浸りながら、 いくつかの話は完全に頭から抜け落ちていて愕然としながら、 結論を知っている物語に、知っているにも関わらず心動かされながら、 一気に読み終え、好みの方の恩田陸の一冊であることを再認識しました。 この作…
ようこそ、シュガーです。 幻冬舎文庫から発売されている 著者:恩田陸 さん 蜜蜂と遠雷 上 を読みました。 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫) [ 恩田陸 ]価格:803円(税込、送料無料) (2022/5/3時点) 楽天で購入 第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞ダブル受賞作! 2019年には映画化もされた作品。 では内容紹介や感想、レビューを書いていきます。 いつも通り私の個人的な評価です。 恩田陸 蜜蜂と遠雷 上 蜜蜂と遠雷 上 内容紹介 ストーリー あらすじ 蜜蜂と遠雷 上 感想 レビュー 評価 こんな人にオススメ まとめ 恩田陸 蜜蜂と遠雷 上 蜜蜂と遠雷 上 内容紹介 ストーリー…
今回も恩田陸の本。 6月の夜と昼のあわいに。 六月の夜と昼のあわいに (朝日文庫) 作者:恩田陸 朝日新聞出版 Amazon この作品はちょっと、掴み所のない一冊だったかな。 それぞれつながりのない短編集。 1つめの話から内容がよくわからず、 その次で少しずつ不明点がすっきりする展開かと思えばそんなことはなく、 娯楽のはずの読書が娯楽でない感じ。 まぁ恩田陸らしいといえばらしいのか。。 コスモスの手紙のストーリーはちょっと好きな小話だったかな。
土曜日、日曜日に続けて、曜日タイトルエッセイ第三弾。一応これで打ち止めらしい ですが、あと曜日は4つありますからね~。エッセイ的なものがたまったら、また 続きが出るかもしれませんね。 鮮明な夢のお話や、映画のお話なども入っていますが、概ね書評や選書や本について のエッセイでした。 膨大な数のオススメ本が出て来ますが、ほとんど読んだことがなかったです・・・。 海外ものが多いのもありますけど、とにかくジャンルが広い。古典から現代まで いろんなジャンルの本を読まれていて、本当に驚きます。もちろんミステリも 多いのですが、それ以外も多岐に亘ります。桜庭さんやしをんさんもそうだけど、 読書家と呼ばれる人…
恩田陸『灰の劇場』を再読しました。 読むのは2回目か3回目かぐらい。 大学の同級生の二人の女性は一緒に住み、そして、一緒に飛び降りた――。いま、「三面記事」から「物語」がはじまる。きっかけは「私」が小説家としてデビューした頃に遡る。それは、ごくごく短い記事だった。一緒に暮らしていた女性二人が橋から飛び降りて、自殺をしたというものである。様々な「なぜ」が「私」の脳裏を駆け巡る。しかし当時、「私」は記事を切り取っておかなかった。そしてその記事は、「私」の中でずっと「棘」として刺さったままとなっていた。ある日「私」は、担当編集者から一枚のプリントを渡される。「見つかりました」――彼が差し出してきたの…
こんばんは、えのきです。 今回も恩田陸の本を。 図書館で手に取ったのは、ブラザー・サン シスター・ムーンという本でした。 ブラザー・サン シスター・ムーン (河出文庫) 作者:恩田 陸 河出書房新社 Amazon この本は、3つのエピソードで成り立っていて、高校が同じ3人が、それぞれ大学時代を回顧する青春小説。高校時代にある課外授業で偶然一緒になったことで接点が生まれ、それぞれ自分の道を歩むことで離れていく、三叉路のように人生が交差した、そんな3人の話。 中高生の頃の何気ない出来事なのだけれど、ふとした瞬間に思い出されて心に残り続けるような思い出が誰しもあるんじゃないかと思うのだけれど、そうい…
『世界を売った男』陳浩基/玉田誠訳(文春文庫) 『遗忘・刑警』陈浩基,2011年。 今や『13・67』『ディオゲネス変奏曲』ですっかり著名となった香港出身の作家による、長篇デビュー作であり、第2回島田荘司推理小説賞受賞作でもあります。 原題は『記憶喪失の刑事』くらいの意味でしょうか。邦題はデヴィッド・ボウイの曲のタイトルであり、エピグラフにも引用されています。主人公の一人がデヴィッド・ボウイのファンであり、ドッペルゲンガーを題材にしたと言われる歌詞の内容が記憶喪失と本書の仕掛けに関わっているくらいで、実際に世界を売る話というわけではありません。 妊婦の腹を刺すという残虐な夫婦殺しを担当した許友…
ユキドケです。 今回は年間大賞から日本文化の歴史について見ていきます。 ①はこちら 1977年 講談社漫画賞(少年部門) 講談社漫画賞(少女部門) 1978年 講談社漫画賞(少年部門) 講談社漫画賞(少女部門) 1979年 講談社漫画賞(少年部門) 講談社漫画賞(少女部門) 1980年 講談社漫画賞(少年部門) 講談社漫画賞(少女部門) 1981年 講談社漫画賞(少年部門) 講談社漫画賞(少女部門) 1982年 講談社漫画賞(少年部門) 講談社漫画賞(少女部門) 講談社漫画賞(一般部門) 1983年 講談社漫画賞(少年部門) 講談社漫画賞(少女部門) 講談社漫画賞(一般部門) 1984年 講談…
最近、どんな本を読んだら良いのかが分からない。 書店に平積みになっているのは、新刊の自己啓発本が多い。 まあ、そういう本も興味があるので一応手に取る。 しかし、買うほどでもない。 立ち読みすれば満足する。 内容を忘れたら、また書店へ行って同じ本を立ち読みする。 そんな感じで済ませている。(すみません、著者の皆様!) というわけで、今はそれほど読みたい本が無い。 読む力(夢中になる力?)が衰えてきたのか、筆者の筆力が無い本にのめり込めなくなってきた、ってのもある。 やはり重要ですよね、筆者の「熱量」とか「読ませる力」っていうか。 小学校、中学校、高校くらいまでは、私は夢中になって本を読みあさって…
最近仕事で普段あんまり読まない種類の小説を読んだ。とても爽やかで、物語も良く出来てて、意外に楽しく読めた。でも、これは仕事じゃなかったらまずタイトルや装丁が自分のフィールドには思えなくて手に取らないだろうなぁーというのは正直な所。 自分は読書家と胸を張って言えるほどではないけれど、それでも本は好きだし、好きな作家もいる。最近はもっぱら村田沙耶香さん。もう何読んでも面白いし愛おしい。可愛い。そして怖い。僕にとってこの「そして怖い」が大事な気がしてる。 1番好きないしいしんじさんにしても、まるでおとぎ話のような可愛らしさや美しさがあるんだけど、それでも最終的にはなんか怖い。角田光代さんもそうだし、…
恩田陸「蜜蜂と遠雷」 ピアノコンクールの物語。天才少女としてデビューしたのに、母親の死がきっかけでピアノが弾けなくなった亜夜。楽器店のサラリーマンの明石。優勝候補のマサル。自宅にピアノすらないのにピアノの天才の塵。それぞれの物語。 *** なぜか頭の中に思い浮かぶ「のだめカンタービレ」。 私は「のだめカンタービレ」が大好きなので、どうしても重なってしまう。
夜行というのはなんだか不穏な響きがある。これは、寝て起きたら、全く知らないところに突然放り出されるということに起因するのではないかと思う。 赤い車体がなおのこと怪しい印象を強める寝台列車、サンライズ瀬戸に乗り込んだ。東京から高松へと向かう便である。ライトに照らされた細い通路が奥へ奥へとと続いている。入り口すぐのところが、どうやら僕の部屋であるらしかった。 乗車前日、ビールについていろんな作家が何事かを書いている本を読んでいた。パラパラページをめくっていると、恩田陸の文章に目をひかれた。何やらその文章を読んでいると、旅先の列車の中で飲むビールに勝る幸福はない、その際、ただの紙コップで飲み始めるな…
薔薇のなかの蛇 作者:恩田 陸 講談社 Amazon 歴史修正主義-ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで (中公新書, 2664) 作者:武井 彩佳 中央公論新社 Amazon クスノキの番人 作者:東野 圭吾 実業之日本社 Amazon パンデミック監視社会 (ちくま新書) 作者:デイヴィッド・ライアン 筑摩書房 Amazon
図書館戦争とかいうの、当時チラッと概要を見たり、あと「どんな奴らに支持されてるか」を把握しただけで、実物を見るまでもなく「こういう思想のもとに作られたものだろうな」と見抜いてたわ。 すなわちネトウヨ・表現自由戦士・冷笑系・自己責任論。 波風立てるな、を多くの共感を呼ぶようコーティングするのも作家の才能の使い方なんだろうな最悪すぎるが https://t.co/jgq09k4S7O— 檸檬神社@制限解除 (@Iris11Azalea) May 13, 2022 まあ、こうなると図書館戦争の読み方も変わってきますね。— 三毛招き (@mikemaneki) May 13, 2022 めでたく図書館…
●概要 ●ミュージシャン等17名 ●漫画家58名 ●ゲームクリエイター14名 ●小説家 等66名 ●哲学者1名 ●ファッションデザイナー3名 ●写真家2名 ●映画サイト運営者 ●概要 現在156名分のリストを掲載。 このコーナーは「映画人のオールタイムベスト(個別)」に掲載した以外の漫画家、アニメーター、ゲーム開発、シンガー、作曲家、小説家、その他クリエイターが影響を受けた映画のリストをまとめた掲載先のリンク集です。 ・●●●●●・ ・●●●●・ ・●●●●・ ・●●●●・ ※数字をいじるとリンクが機能しなくなるので注意 ●シンガー、ミュージシャン等9名 ・マイケル・ジャクソン・ ・マドン…
プロともさんのこの記事を読んで 恩田陸さんの本を読み始めました。 まずは、ご推薦の本 「蜜蜂と遠雷」のスピンオフだとか。 Amazonの書評では、先に「蜜蜂と遠雷」を読んでから、読むことを推奨しています。 実は、私恩田陸さんの本は初めてなんです。 でも。。映画「蜜蜂と遠雷」は、数年前に見ました。コンクールにのぞむ、若きピアニスト達を詳細に描いていて、丁寧に作られたステキな映画でした。 なので、知らない訳でもないし、大丈夫だろと思って読んだのですが。 面白かった。。 小説とは別に、エッセイも載っていて。 私は、エッセイを読むのが好きです。 読解力がないから、難しい小説が読めないせいもあるのでしょ…
久しぶりに映画見ましたー。 春休みに息子とアニメばかり見ていたので。 ふたりでぐうたら過ごしていたのに、 ひとりになると、とりあえず「ひとりぐうたら」してみる。 というわけで映画タイトルは「羊と鋼の森」(2018) 今回は前回記事からの流れで山崎賢人出演作の中から選びました。 ピアノ調律師のお話です。 結構淡々としてるんですが、私は好きでした。 音楽選びのセンスもいいですね。 エンディングテーマが素敵だなと思ったら久石譲先生です。 やはり音楽映画となると、どんな曲で締めるかが重要になりますからね。 羊と鋼の森 山﨑賢人 Amazon このトーン、嫌いじゃないです。 脇を固める俳優陣の素晴らしさ…
この頃から飲酒量を手帳に記録するようになりました。 大体、週1~2回飲み会に参加し、毎回、ビールジョッキ5~7杯と焼酎2杯くらいを飲んでいました。そして週3回程、家で缶ビール1~2本、週二日は休肝日、という感じです。 この頃からでも真面目に節酒に努めていたら、今の服薬は無かったかも知れません。後悔先に立たずですが、後悔せずにはいられません。2016年に読んだ本 一言ですが、感想を書くようになりました。 1 消滅 VANISHING POINT (上) (幻冬舎文庫) (恩田陸) 消滅 VANISHING POINT (下) (幻冬舎文庫) ☆書きながら、作者も楽しかっただろうなと思う。 意外と…