おんだりく 1964年(昭和39年)、宮城県生れ。水戸第一高校卒、早稲田大学卒。1992年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。ファンには“ノスタルジーの魔術師”の異名で親しまれている。 2005年(平成17年)、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞受賞。同年、同じく『夜のピクニック』で第2回本屋大賞受賞。
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こんにちは、皆さん!「一人ぼっちユウト」です。今日は、恩田陸さんの名作『夜のピクニック』について語りたいと思います。この本を読んで、心が温かくなったり、青春の甘酸っぱい思い出が蘇ったりした方も多いのではないでしょうか? 『夜のピクニック』の魅力まず、この物語の舞台は高校生たちが一晩中歩き続ける「歩行祭」。この設定だけでもワクワクしますよね。恩田陸さんの筆致は、まるで自分がその場にいるかのような臨場感を与えてくれます。特に、主人公たちの心の葛藤や友情の描写がリアルで、読んでいるうちに自分も彼らと一緒に歩いている気分になりました。 共感ポイント私が特に共感したのは、主人公の高見光一と西脇融の関係で…
こんにちは、皆さん!今日は、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』について語りたいと思います。この本は、音楽と人間の情熱が交錯する素晴らしい物語です。読んだ瞬間から、まるで音楽の波に飲み込まれるような感覚を味わいました。 『蜜蜂と遠雷』の魅力まず、この本の最大の魅力は、登場人物たちの個性豊かな描写です。ピアノコンクールに挑む若者たちの情熱や葛藤がリアルに描かれており、まるで自分もその場にいるかのような臨場感があります。特に、主人公たちの成長と音楽に対する真摯な姿勢には心を打たれました。 また、恩田陸さんの文章は非常に美しく、音楽の描写がまるで実際に音を聴いているかのように感じられます。音楽好きの方にはたま…
恩田陸『蜜蜂と遠雷』を読んで感じたことこんにちは、みんな!一人ぼっちユウトです。今日は、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』について語りたいと思います。この本、もう読んだ?まだの人は絶対に読んでみて!なぜなら、これはただの小説じゃないんだ。音楽そのものがページから飛び出してくるような、そんな体験ができるんだよ。 音楽の魔法にかかるまず、この本の一番の魅力は、音楽の描写が本当に素晴らしいこと。ピアノコンクールを舞台にした物語なんだけど、まるで自分がその場にいるかのような臨場感があるんだ。特に、風間塵という天才ピアニストの演奏シーンは鳥肌もの。彼の演奏を聴いていると、まるで自分も一緒に演奏しているかのような…
こんにちは! すきまのおとも、今日のテーマは「読んでみた」です。 今回読んだのは、恩田陸さんの『Q&A』。 購入時にあった紹介には「Q&Aだけで進行する著者の真骨頂。」面白そうだなと思って、初めて恩田陸さんの作品を読むことにしました。今回は、その感想です。 ※ネタバレする部分もあるので注意※
毎年のように残暑が厳しい気がしているが今年は特に暑いように思う。朝晩が涼しくならないのと、湿度が高いのだ。 台風シーズン、これまでは一雨ごとに秋が近づくというのを実感するのが9月だったが、一体いつからこんなことになってしまったのか。 蒸し暑い3連休、ヤブランが咲く季節だがいつもより花の色が薄く勢いがないように思える。 人間もこの暑さにはうんざりしている。人手不足や上司があほ過ぎて会社も最悪に面白くないが、せめて涼しい風でも吹いてほっとしたい。 この10月には辞めるはずだったが、また雇用契約書にサインしてしまった。あと約2年、あの雰囲気悪いところに2年間毎日行くのかしら。また倒産しないかな。(1…
夜明けの花園 作者:恩田陸 講談社 Amazon 理瀬シリーズの短編集 半分くらい既読でも久々で楽しく読めた 登場人物たち端役かと思っていたらちゃんと背景があるのねといった話もあり
はじめに 最近、月一で読んでいる恩田氏の作品。 今回の作品、結構ドラマドラマしているな、というのが印象ですかね。 概要 内容をザックリ言うと、夏の人里離れた高級ホテルで繰り広げられる群像劇、といったところ。 一代で財を成した沢渡グループが運営するホテル。先代の娘たち(と言っても既に60過ぎ?)三人がホステス(招き主)となり、ゲストたちと交流するというもの。 奇怪な事件が起こったり、身内の不実が暴露されたり、過去の不祥事が明らかになったり。 人里離れた格式高いホテルは「密室」であり、まさに用意された「舞台」。そして事件は起こるべくして起こる、そんな予定調和さえ感じさせます。 解説の分析の細かさに…
これぞ小説って? どうゆう感じが小説なのか? 恩田 陸 著‥‥‥‥「Q&A」 読み進めるほどに、????? だから何? で、どうなる? で、答えって? 関係者らしき方たちに丁寧な質問とそれへの回答が続く。 全く立場が異なり、居場所が違い、男女や年齢が違ってくると、回答がバラバラ。 確かに、夫と一緒に歩きながら、街並みの色彩の感想を伝えたら 「ええっ!色で景色を見たこと無かった。」 わたしの方がええっ!だったが、同じ景色を同時に眺めても、感想は違う。 というより、彼はなんも考えていないそうだ! 事件や事故が起こっても、おそらくその見えた景色はバラバラ。 ”事実は噓をつく” ”人の眼の数だけ事実は…
仙台駅の西口方面には、東西に走る大通りが三つあり、北から、「常禅寺通り」「広瀬通り」「青葉通り」と名前がついている。その常禅寺通りを駅側の端から十分ほど歩いたあたり、大きな交差点の角に百貨店「三越」があった。建物は二つあり、常禅寺通りにくっつく角に建つほうが「常禅寺通り館」で、そこと連絡通路でつながった南側が「本館」だった。本館側のアーケード通りに面した入口に、ライオン像があったはずだ。「あれに跨がると夢が叶うんだって」 ライオンに跨がる?(伊坂幸太朗、東野圭吾、他『時ひらく』文春文庫、2024) こんにちは。土日に少し遠出をしてきました。遠出のお供は、伊坂幸太郎さんが執筆者の一人として名を連…
皆さんこんにちは。 最近日々自己分析を進める中で、如何に自分の性格が悪かったかということをつくづく思い知らされる日々であります(おっさんのくせに今更か、ですよね)。 こと両親との関係については顕著です。 これまではいつまで反抗期かというくらい反発し(30代末までは相当な反抗期だった!?)、彼らが80を超えて、やっとこ私も50代を目前にして少し自分が分かってきました。 父親の認知症が始まり、母親も大変だろうと、こっちが心配する・面倒を見たい気になっても、母は「そんなに長くいるときはウイクリーマンションでも借りてください」と来た。ということで押しかけるわけにもいかず困っています。 これまで散々勝手…
note上でもInstagram上でも物議を醸してる三谷幸喜最新作『スミオノの話をしよう』。 ご覧になった皆さんのレビューを読んで、「おぅおおぅおぅ……」と思っております。私もできることならその会議に参加したいんですけど、子供が小さいので映画館に行く機会がほとんどなく、ひたすら配信待ちの状態。 そんな寂しい気持ちを吹き飛ばすべく、1人で三谷幸喜映画祭をしております。まずは前作『記憶にございません!』。2019年公開、興行収入36億円のヒット作です。 公開当時、映画館で鑑賞。面白かったことを含め、大体のあらすじは覚えてました。なので、腰が痛いという夫の腰をマッサージしてあげる間だけちょろーっと見…
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最近、本を読んでいる。 きっかけは読書会に参加したこと。私の読書のピークは高校生の頃で(多くの方もきっとそうでしょう)、近年はなかなか本が読めていなかった。 せめて月一でもいいから継続的に読書をしたいな~とはずっと思っており、今回その取っかかりになればいいなと思い読書会に参加した。そしたらラッキーなことに意図がばっちりハマり、参加以降続けて本が読めている。勝利である。万歳。ありがとう読書会。 ということで、折角なのでこの夏読み終えた本を記しておく。 君のクイズ 中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典 夜明けの花園 赤と青のガウン 没落令嬢のためのレディ入門 メ…
noteのメンバーシップ機能を使って、ちょっと新しい遊びを企画。 note.com メンバーシップの案内記事より 銀河に浮かぶ本の諸島。本から本へ、それぞれ1人の漕ぎ手を乗せた小さな小舟がぽつり、ぽつり。灯台守が光を当てれば、またひとつ新しい小島が銀河のどこかでページを開く。 漕ぎ手たちは、開かれた本の小島に上陸してもいいし、しなくてもいい。もしかしたら、在りし日に上陸した記憶が蘇る漕ぎ手もいるのかもしれない。 それぞれの漕ぎ手は、上陸して見つけたものや、島の近辺を周遊して見た景色、その向こうに現れた蜃気楼、思い起こした別の島での体験なんかをしたためてこの銀河諸島海域にそっと放流する。もちろん…
1日10分のときめき NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫 え 10-04) 作者:石田 衣良,恩田 陸,川上 未映子,津村 記久子,松田 青子,宮部 みゆき,森 絵都,森 浩美 双葉社 Amazon やっぱ宮部みゆきさんの作品と津村記久子さんの作品が良かったな。 宮部さんの作品はかっこいいよね。文章の入り方と終わり方がすごくきれいで。芸術品だよ。 津村さんの作品は高齢の男性が主人公なんだけど爽やかな話でよかったな。 宮部さんの話は面白いよ。うん~。素敵すぎる。
”バレエ”って全然分かりませんが・・・。 これって、やっぱり、”才能”なんでしょうね。 どう考えても、そうとしか思えません!!! 「Supring(スプリング)」恩田陸
]新潮社の夏の文庫フェアの小冊子「新潮文庫の100冊 2012」で紹介されていた本の一覧。 冊子自体はすでに処分してしまっていて、自分の覚書メモの写しなので誤字や抜けなどのミスがあるかもしれません。
]新潮社の夏の文庫フェアの小冊子「新潮文庫の100冊 2011」で紹介されていた本の一覧。 冊子自体はすでに処分してしまっていて、自分の覚書メモの写しなので誤字や抜けなどのミスがあるかもしれません。
木曜日。8:15「あさイチ」に安達祐実・青木崇高(沖縄特集)。11:50「ぽかぽか」トークに室井滋。「徹子の部屋」は私の大切な「宝物」(富司純子・草笛光子・梶芽衣子・佐久間良子)。夜9時〜フジで映画『ドラゴンボール超スーパーヒーロー』放送(これ、面白かった!初期のドラゴンボール世代にちょうどいい作品)。夜10時〜BSフジ「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」に勝村政信。 夜5:00-6:00 NHK『午後LIVE ニュースーン』 “連続テレビ小説「おむすび」で主人公の姉を演じる俳優・仲里依紗さんにインタビュー!“伝説のギャル”が語る「ギャルマインド」とは?子育てエピソードも。” 夜7:00-8:0…
]新潮社の夏の文庫フェアの小冊子「新潮文庫の100冊 2010」で紹介されていた本の一覧。 冊子自体はすでに処分してしまっていて、自分の覚書メモの写しなので誤字や抜けなどのミスがあるかもしれません。
"9月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2608ナイス数:907特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 エ 7-2)の感想鬼畜のような行いを読むのがつらくて、あとから読んだPからのメッセージのほうが先に読み終わってしまった。あとがきを恩田陸さんが書かれていて💕となりました。 キミーが小箱に入れて大切にしていたもの、初めは鼠か何かの小さい生き物かと思ったが、だんだん正体の想像がついてきて、酷い行いをしてきた人だけれど、可哀想になった。やはり、幼少期に愛情を受けて大切に扱われることがないと、生育に支障が出るのだと思った。次はシリーズ4冊目へ。読了日…