末期の腎不全で終末期病棟に入院している87歳の父親の面会に行ってきました。面会といっても、病院のロビーに座る私と長男の前にあるモニターに写る病室の父と、画面越しです。 ひどい老眼の父には、画面の私たちを理解することなど難しい。それでも、全く会えないよりはマシと思っています。認知症の症状も出ているため、自分の孫はまだ小さいと思い込んでいて、息子が「もうすぐ30歳だよ」と言うと、「そうか、もうそんなか」と言いながらも看護師さんに自分の孫はまだ小さいと伝えます。 そんな父の様子に、閃いた長男。 2月に88歳の誕生日を迎える父へのプレゼントは、幼い頃の孫4人と父が写る写真と、今の自分達で再現画像を並べ…