悩みのるつぼ

どうも、tamaminaoです。 昔から「悩み相談」コーナーが大好きです。特に新聞の相談欄がお気に入りで、朝新聞を開くと一番最初に読んでしまいます。 朝日新聞を購読していたときは「悩みのるつぼ」、読売新聞では「人生案内」。時間がないときも、この欄だけは欠かさず読んでいます。 相談内容は軽めのものから、人生を揺るがす深刻なものまでさまざまなわけですが、華は、何といっても回答者がどう答えるか！ 回答者は定期的に入れ替わるのですが、これほどにご本人の性格や生き方がにじみ出る文章ってないな、と思うんです。 最近の読売新聞「人生案内」で好きだった回答者は最相葉月さん。ばさっとぶった切る系の答えが痛快でし…

朝日新聞の「悩みのるつぼ」という人生相談コーナーをご存じですか。 先週の土曜日にこんな相談が寄せられました。 「夫の何気ない一言にイライラして仕方がありません」というものです。 上野千鶴子さんの回答は明快でした。 男の人の口癖は「だから・・・」「そうだよ」が多いようです。 これにはマンスプレイニングという言葉がついているとか。 女の人に対して男性は優位に立ちたいという心理から、このような行動が多いそうです。 「ボクはなんでも知っている」「わからないだろうから説明してあげる」 簡単に言ってしまえば、上から目線ですね。 これに対して、「さ・し・す・せ・そ」で対応している女の人もいるようです。 「さ…

土曜の朝、いつものように朝日新聞を読みながら朝食を食べていたら こんな人生相談があった。 なんだか奥歯に何かが挟まったようで、スッキリしなかった。 悩んだ時にはおにぎりしか口にできない 姑と折り合いが悪いならいっそのことペーパー離婚したらどうか、 という回答なんだけど ペーパー離婚して夫さんのイエとは付き合わないで、夫婦としては仲良く暮らせるものかしら？ ペーパー離婚しているのに夫さんのお弁当を毎日作れる？ 夫さんも自分の給料から生活費とか渡せる？単なるお手当てになってしまいそう。 若い女友達にこの質問を紹介したら即答で 「こんな男とは無理！すぐ離婚する」と即答だった。 だけどね、男の人ってこ…

母校 今日の一句 昼寝すると夜眠られず夜眠ると昼寝できずああ1日寝ていたい 浮浪雀 土曜日はbeの悩みのるつぼ。今日は上野千鶴子先生。40代女性。姉は若い頃は自立している女性だったが、いまやその場で依存するあいてを見つけてすぐその色に染まる。いうことも変わってしまい、許せない。どうしたらいいのか。兄弟とはいえ他人なので、ほうっておくしかない。嫌味の一つも言ってやれば。でも、介護、遺産相続と話をしないといけない時が来るからほどほどの関係を持っておくのがいい、と現実的なことも付け加えておりました。この人も前回指摘したが、攻撃的依存性ですよね。気づいていないところが落とし穴ですかね。意識高い系の人に…

これで18時 今日の一句 夏柳水面に揺れる白い影 浮浪雀 土曜日はbeの悩みのるつぼ。50代女性。両親を介護していた。辛くて嫌になることはあった。施設に入れたらの声も気になった。本人たちは嫌だといっていた。しかしコロナで意に反して入所することになった。望んでいなかった施設に入れたようで気が休まらない。介護から逃げたいと思っていた自分も嫌だ。気になって気持ちが休まらない。相談者は姜尚中先生。これは制度が追いついていないことがいけない。それを自己責任で背負って苦しむことはない。たまに自宅で過ごしてもらう、などやりようはある。姜尚中先生は一人称、二人称、三人称、と用語まで同じで発想で論評していた。こ…

横丁を通り過ぎる人生のように 今日の一句 麗人が日傘をさして犬連れて 浮浪雀 土曜日はbe。悩みのるつぼ。学歴に囚われて心の休まる時がない。五十代女性。息子はよく努力していい子だが有名大学に入れなかった。そのことを思うと夜も眠れない。どう気持ちを収めたらいいか。回答者は美輪明宏大先生。TVを見れば有名大学を出た社長や役人が不祥事を起こして頭を下げている。そんなのにこだわるのは馬鹿らしい。私だって中卒だ。仰る通りです。しかし、相談者の学歴関係ないと言えるのはそういう学歴を持っている人だけです、という実感も説得力あるわ。 K氏からサイトの更新を頼まれた。以前やって忘れていた。なんどかトライエラーし…

学歴？愚かにも程がある 息子の大学を嘆く母に美輪明宏さんから一言 2023年5月13日 10時00分 え・きたむらさとし 悩みのるつぼ 相談者（50代女性） 私の学歴偏重の悩みです。昔から高学歴の人に対し、頭脳明晰（めいせき）で努力家なのだろうと思ってきました。一方、母が姉に厳しく学歴を求めて溝を作ったことを目の当たりにしており、行き過ぎた学歴偏重に嫌悪感もありました。 私は「母と同じテツはふむまい」と決意し、息子が高学歴になれるよう全力でサポートしました。結果、息子と私には信頼関係ができ、誠実な人間に育ってくれました。 が、合格した大学は理想のはるか下のレベルでした。息子の同級生や私の友人の…

積読在庫消化。 中島らもの特選明るい悩み相談室 その１ (集英社文庫) 作者:中島らも 集英社 Amazon Kindle日替りセールで購入。 レビューも高かったので完全娯楽目的である。 読者（？）からの、ほのぼのした悩み相談に、中島らも氏がま悪ふざけしつつ答えるというもの。 思わず声が出るくらい笑ってしまったのは１箇所くらいかな。 娯楽としてはまあまあ楽しめた、というところだろうか。 悩み相談の本をやたらに読んだことはないが、記憶に残っているのはこちら。 オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書) 作者:岡田 斗司夫 FREEex 幻冬舎 Amazon なるほど、…

再び、 いつもの哲学者の金言です。 もしも今、悩みのるつぼにはまっている方が居たら、読んでみると救われるかもしれません。。。 世の中には、自殺したいくらい、悩んでいる人がおりますが、どうして、そこまで、悩むのでしょうか？ それは、この世界が、本当に有る、と思っているからです。 この世界は、時々刻々と姿を変えてゆく、無常の世界です。 そんな世界に、心を寄せていては、悩みが尽きることはないのです。見えるものは、みな、夢幻だと思ってください！聞こえるものは、みな、夢幻だと思ってください！肌で感じるものは、みな、夢幻だと思ってください！ 要するに、五官で感じるものは、みな、夢幻だと思ってください！ 夢…

1,261↑ 今日の一句 山ざくら男もすなるニキの菓子 浮浪雀 土曜日はbeの悩みのるつぼ。50代女性。娘息子が自分を 相手にしてくれない。昔夫が地方に転勤になって、家族で暮らそうと一緒に行くことを求められたが、自分も総合職で仕事を失うわけにはいかないので、夫は単身赴任、そのこともあって離婚。仕事が忙しく母親として満足に子供たちを相手にできなかった。幸い父母が面倒見てくれた。その結果だろうが寂しくて仕方ない。（とは書いていなかったが、そういうことだ）どういう心持ちでいたらいいのか。 回答者は美輪明宏大先生。これは難しい問題だが、シェアハウスにいるつもりで付き合ってみたら、どうだろう。子供たちを…

４月１日付朝日新聞別刷『ｂｅ』１０面『悩みのるつぼ』で「私の裏切り書き残した夫」 ７０代後半の女性が、８５歳で亡くなったご主人が残していた「手記３０枚」を遺品整理中に見つけた。その内容は、４０年前、奥さんの方がパート先の若い男性と１年間浮気して発覚したが、幼い子供のこと、高齢の親のことなど考慮して、不問に付し、離婚することなく、二人の中だけで解決した・・・つもりだったが、ご主人の心は赦してはいなかった。その手記に事の顛末を事細かに記してあった。そして、最後に奥様にその手記の処分を２者択一で迫っていた。①読み終えたら処分②奥様の好きな時に子供に開示。「自分ならば、人生経験を積んだ子供たちに開示し…

805↑ 今日の一句 馬の子や猫の子犬の子人間の子 浮浪雀 土曜日はbeの悩みのるつぼ。今日は美輪明宏先生。相談者はサラリーマン男子。一回り上の上司を好きになった。勝気な女性で人間的にも魅力的。同年代の異性の社員と話していると嫉妬する。仕事で褒められたりすると嬉しい。デートの約束はつけた。どうしよう。回答です。人間的な魅力と恋愛感情を混同しているところはないですか？それだけ魅力的な人が一人でいるのは何かあるということですよ。とワケあり注意も忘れない。サラリと回答したという感じ。ベーシストの亀田さんのエッセーは香港ライブ。なかなか気持ちのこもった文章でした。 昨年のこのぱーこシティをみる。3月4…

1,182↑ 今日の一句 唇になんの言い訳花粉症 浮浪雀 土曜日はbe、悩みのるつぼ。背が低くていつもバカにされるといささか被害妄想気味の夫にどう付き合えばいいのか、という妻。回答者は私が気に入らない人生評論家。問題は二つある。この被害妄想的な夫とどう付き合っていいかわからない妻。これは夫のとことん味方になることが先決。それから解決策を考えるとよかろう。今回は珍しく良い答えだった。 エッセーは山田洋次なのだが、それはこの前NHKでやった終戦後の話だった。ちくわの行商をしていた時のことである。おばさんのセリフがそのままでていたのがよい。山田洋次は文章もうまい。脚本を描き慣れ慣れているからであろう…

1,146↓ 今日の一句 蕗のたう表紙の文字は女学生 浮浪雀 土曜日のルーティンはbeの悩みのるつぼ。姜尚中先生が回答者。60代女性。88歳の母親が認知症で下の始末も満足にできない。若い時は何でもできる素晴らしい母親だった。あまりに哀れ。どう気持ちの整理をつけたらいいのか、、、。回答。生死に関わる深い問題で応えるのは難しい。人間は死が近くなると赤ちゃん帰りをしてあちらの世界に行く。そういうイメージを持つことができるといいのではないか。うーむ、結局悩みはものごとの捉え方の問題か。 確定申告。今年はe-Taxをやってみた。どうせ碌でもないだろうと思っていたが、付き合いであれこれやる。私はマイナンバ…

人間である以上、生きていれば悩みの一つや二つはあるでしょう。でも、本当に悩んでいることほど、悩みを知られるのが恥ずかしく、身近な人には相談できずにいる人も多いはず。 そんな迷える子羊たちが最後の希望を託す、人生相談。回答を担当するのは、朝日新聞で人生相談『悩みのるつぼ』を担当していた岡田斗司夫氏。 「僕はたぶんサイコパスです。サイコパスは空気を読めないので、人生相談をされた時には相手の気持ちに惑わされずに、最良のアドバイスができるんです」 <サイコパス人生相談の特徴>「悩みを人に相談するとき、普通の回答はすでに検討済みのはず」「相談文の中には含まれていない、相談者の隠された事情がある」「相談者…