9月になり、我が家の子供たちも学校が始まった。相変わらず暑いが、空気がやや秋めいてきているような気がしている。 こういう季節の変わり目は、体調を崩しやすくなったりするものだが、同時に変化に対応しようとするためか知的欲求が高まるように感じる。 そうした欲求を満たし、かつ、最近の世の中について考えるのに役立ちそうな本を選んでみた。 まずはこれ。 無形資産が経済を支配する―資本のない資本主義の正体 作者:ジョナサン・ハスケル,スティアン・ウェストレイク 東洋経済新報社 Amazon 資本主義における資本は、もはや物的な有形のものではなく無形の資産がものをいう時代になっている。「資本のない資本主義」と…