こんにちは。東証プライム上場企業で情報システム部のセキュリティ担当をしている城咲子です。 最近、業務効率化の一環として、会議の議事録作成やコールセンターの応対記録に、Azureの音声認識サービスを導入する企業が増えています。特に、業界用語や製品名を正確に認識させるために「Custom Speech」モデルの活用は不可欠ですよね。 しかし、このCustom Speech、ただ導入すれば万事OKというわけではありません。思ったように精度が出ず、「使い物にならない」と現場から突き返されてしまうケースも少なくありません。その精度の低さの裏には、3つの代表的なエラーが潜んでいます。 今回は、Custom…