(写真:manetatsu.com) 2024年は日本の公的医療保険(国民健康保険、健康保険、後期高齢者医療制度など)にとって、大きな転換点になりそうです。 マイナ保険証の期限切れで窓口で医療費10割負担する可能性も その理由としては2024年12月2日に、従来の保険証が原則廃止され、マイナ保険証(保険証の登録を済ませたマイナンバーカード)に一本化される予定だからです。 厚生労働省によると国民全体のマイナ保険証の利用率は、2023年12月時点で4.29%にすぎないため、一本化できる状況とは思えません。 ただマイナンバーカードの保有枚数は、2024年1月31日時点で約9,168万枚(人口に対する…