人の注意や興味をひきつけるための文句。広告などのうたい文句。キャッチフレーズ。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%BC%E6%B6%E7&kind=jn より
新世界、通天閣のふもとに名物の手描き看板を掲げ、通常ならば毎日オールナイト興行を打ち続ける地元に根ざした3本立て上映の歴史ある映画館「新世界国際劇場」 緊急事態宣言により、オールナイト上映は中止しているが、夜半までの上映は決行中。前回の訪問は、去年だった。女装子の跋扈に恐怖した夜であった。 nishinari-lives.com 大阪の多くの映画館が休業中の現在、二番館として絶妙な番組編成で我々に映画を届けてくれている。西成安宿から徒歩で行ける楽天地。 2021年5月5日。 特になんのアポイントメントも取っていなかったのだが、『ガンズ・アキンボ』を鑑賞した後、売店のお兄さんに話しかけたらば、奥…
「決してひとりでは見ないでください!」のコピーも躍る、鮮やかな原色の色彩と、おどろおどろしい音楽、こけおどし全開のイタリアン・バロックホラーの決定版! (評価 72点) 心的恐怖も内容も何もない、しかし、とことんお化け屋敷に徹すれば、それはもはやこけおどしの美学としか言いようがない。 今のように、プレミア映像の動画をあちらこちらにアップして、映像そのもので自由に宣伝できる時代になる前は、映画の宣伝といえば、惹句。つまりはキャッチコピーが決め手だった。映画のポスターに躍る、その惹句のインパクトで、現実に興行収入をも左右することすらあったのだ。 この負け犬が、中学生になったばかりの頃だろうか、学校…
『ワールドカップストライカー』 1994年発売/スーパーファミコン/スポーツ/株式会社ココナッツジャパン ワールドカップの年に発売された、最大5人でのプレイが可能なサッカーゲーム。ゲームボーイ版も発売されている。 パッケージには「ヴェルディ川崎 松木監督が選んだサッカーゲーム!」という惹句と共に、松木安太郎氏の写真がデカデカと載っていた。当然本作には松木監督もヴェルディも登場しないのだが。 オプションで「審判の厳しさ」なども設定できる。
『紙魚の手帖』vol.16 2024 APRIL【駅×旅】「きみは湖」砂村かいり ――毎年同じ日に同じ場所で購入された切符。いなくなった恋人が集めていたそれを頼りに、わたしは「湖に浮かぶ駅」に降り立つ(惹句より)「そこに、私はいなかった。」朝倉宏景 ――高3の夏、真央の応援にたどり着けなかった「私」。彼の一軍初登板の今日、再び西に向かう(惹句より)「雪花の下」君嶋彼方 ――突然、子供を連れて実家に帰ってしまった夫と、夫の兄。翠と義姉は、それぞれの夫を追ってふたり北海道へ(惹句より)「明洞発3時分、僕は君に撃たれる」額賀澪 ――不倫報道から一年後、ソウルの街で再会した二人と、その跡を追う週刊誌記…
・朝里樹『山の怪異大事典』(2) 前回「出し過ぎ」と批判しましたが、本書も取り上げている怪異や妖怪などは出世作の『日本現代怪異事典』に出しているものと重なって来るだろうし、本書の「構成」が「地方ごとになって」いると云うのも、同時期に刊行が始まったより網羅的な地方別『日本怪異妖怪事典』全8巻との重複を避けられないでしょう。正直、屋上屋を架すような印象は否めません。しかしそこは、既に取り上げましたけれども東雅夫も便乗して『文豪山怪奇譚』と『山怪実話大全』の2冊を出した『山怪』ブームがあったからで、本書も私の見た図書館蔵書では外されておりますが Amazon の書影を見るに、帯に「山怪事典/の決定版…
『ロニョン刑事とネズミ』 ジュルジュ・シムノン著 宮嶋聡訳 図書館の新刊棚に残っていたので借りる。帯の惹句に「メグレ警視」シリーズの番外編とある。表題にロニョン刑事とあるが、彼が活躍するわけではない。どちらかというと彼は間抜けな役回りで、事件を解決するのはリュカ警視だ。 ネズミと呼ばれる浮浪者が道で大金を拾ったと、届け出る。実は道で拾ったわけではなく、たまたま出会った死体から転がり落ちたものだ。遺失物として届ければ、一年後にはまるまる手に入ると踏んでのことで、死体は無視した。ところが、死体は消えてしまったのかニュースにもならない。殺されたのは誰か。挙動不審なネズミにロニョン刑事がつきまとう。果…
※一部修正(最終2024.4.12) 私はASDなのですが(……そしてそれとは別にすごく厳密な性質なのでここでの話は大袈裟に聞こえるかもしれませんが神経系難病もちでネット使用厳禁を言い渡されているのに病状を悪化させてまで書かざるを得なかった切実さは腐したいという軽い気持ちとは真逆のものです)、「君と宇宙を歩くために」のような作品が世の中で称賛される様子を冷ややかな目で見ています。 作者さんは「宇野くんには明確なモデルがいて自分はその子が大好き」と仰っていますが、発達障害〜グレーゾーンを彷彿とさせる(多くの人が感想にその言葉を入れています、作中にそう明記している/いないは関係なく、そう連想させる…
今使ってるパソコンも8年目に入って、少し前には電源を入れて立ち上がるのに10分も15分も掛かるようになって来たのでHDDをSSDに交換。 交換だけなら自分で出来るのだけどなんで時間が掛かるのかも見て貰おうとパソコンショップに出したのけど良く判らず。 手っ取り早く速くするにはSSD交換だというのでその場で交換を頼み500GBを入れ工賃込み3万円。 確かに早くなって、しかしデータを移さず交換しただけの手抜きだったと後で気付く。外したHDDはSATAケーブルで繋いで外付けストレージとして使ってた。 それで良かったんだけど、別のポータブルHDDのデータをそこに移そうとして失敗をして動かなくなってしまっ…
前回、前々回と、経営学系の面白エッセイを紹介した。 今、オモシロ経営学が、来ているのかな? そう思って、大型書店の経営学のコーナーを訪れたが、そういう感じでもない。あの2冊が突発的な存在だったようだ。 しかし、アカデミックな経営学ではなく、ビジネス書的な範疇まで含めると、面白そうな新刊が見つかった。 それが今回紹介の書籍。 なにせ、帯には「お客様ゼロから業界トップになった社長が泥臭い話、ぜんぶ語ります」とある。 中身は帯の惹句の通りで、失敗エピソードの羅列。 もちろん、その失敗例からの反省も併せて語られるわけだが、「学びの書」というより、単純に読み物として面白い。 学びから示される成功法則も多…
『逆転美人』 藤崎翔 双葉文庫 2022年10月16日 第1刷発行 2023年 2月17日 第7刷発行 確かに帯の惹句のとおり、紙の本でなければこのトリックは使えない。 とても感心した。
本やドラマであれ食べ物であれ、なるべくけなすことは書かないように心がけているけれど、今回はちょっと書いてしまう。あまりにもがっかりしたから。いや、私、心が狭いか? コンビニは年間でも数えるほどしか利用しないが、先日そのコンビニに珍しく入った。散歩の途中にあったファミリーマート。食パンを買わないといけないが、風のとても強い日だったのでいつも買い物をするスーパーまで足を延ばすのも気が重く、つい通りがかりのそのコンビニに入る気になった。 目当ての食パンを買った後、ついスイーツの棚を物色し、「しっと~りなめらか みつあま焼き芋」というのに目が止まった。さつま芋を使ったスイーツは大好き(いや、あんこもク…
Amazonにて購入しました。 惹句に惹かれました。
丘 特別版 [DVD] ショーン・コネリー Amazon 『丘』(1965年) 第二次大戦中、アフリカの英国陸軍刑務所が舞台。炎天下に過酷な重労働を強いる非情な看守と囚人たちの闘い。戦時下に味方の軍人から苛め抜かれる不条理が迫真の演出で描かれる。タイトルバックで刑務所の様子を一望させる空撮が上手い。本作もまたルメットが得意とする限定空間のディスカッション・ドラマであり、劇伴無しのドライな演出が緊張感を高める。日本版ポスターの惹句は「砂の鎖につながれた野郎共の絶叫!」。映画の雰囲気を上手く伝えている。 不屈の意志で反抗を続けるショーン・コネリーがいい。黒人兵オシー・デイヴィスは後のブラック・ムー…
✳︎この記事は方々に書き散らしたものの拾遺集です。 1996年、28年前のイワシ。これもジャケット写真候補。 ◆あちこちに散逸している音源を探した。 熊本地震で本棚やなんかが崩壊してしまった。その後遺症で、まとめていた資料もバラバラになった。整理すりゃよかったんだろうけど、時間がとれなくて。ずいぶん探した。あのマスターはどこにあるんだろって。なにも書いていないCD-Rをぜんぶかけてみて、片っ端からパソコンにとりこんだ。 それまで音源をデータ化していなかったのかって? していたけど。配信ストアに載せるためには、WAVかFLACのファイルにする必要があるんだ。それでまずはFLACで取りこんだ。とこ…
3月も今日で終わり!明日から4月だよ! 『明日から新生活が始まる』と言う方も多いのかしら。羨ましいわね、ふふふふ。 今日も、明日も、明後日も、明々後日も、私は代り映えのないあの職場で、鬱屈とした感情と苛々を抱えながら働き続けるよ! ちなみに4月の占いを見てたら、ある占いで『獅子座は4月後半にキャリアに大変化が押し寄せる予感。今の職場にこだわる理由は何ですか?プライドよりも、収入よりも、大切なことがあるかもしれませんよ』って文言を見つけました。 今の職場にこだわる理由ですか?プライドよりも、収入よりも大切なことですか? 某大人気バレー作品に登場する名台詞『プライド以外に何があるって言うんだ!』(…
好きな作曲家のカップリング 20240222(了) シマノフスキ/タンスマン;ピアノ協奏曲 (1)シマノフスキ:交響曲第4番「協奏交響曲」 Op.60 ①Moderato. Tempo comodo 10:56 ②Andante molto sostenuto 8:38 ③Allegro non troppo,ma agitato ed ansioso 7:07 (2)タンスマン:2台のピアノのための組曲 ④Introduction et Allegro 4:32 ⑤Intermezzo(Lento) 3:34 ⑥Perpetuum Mobile(Presto possibile) 2:19 …
☆☆☆☆2005年版。ステイサム主演。 「二大スターの共演」という惹句に惹かれて観たのだが、二大スターが誰なのかも知らずに観た。番組名に年号が入っているので、リメイクされるほど優れた元ネタがあるのかと思ったからだ。でも考えたら、同名の日本映画(中田秀夫のホラー映画)があるから、というだけなのかもしれない。ちなみに、邦題も原題と同じだ。 冒頭は銀行強盗のシーンから始まり、犯人ウェズリー・スナイプス(こちらが二人目のスター)は交渉役に、先日、人質を死なせて謹慎中のステイサムを指名してきた。 女刑事役のジャスティン・ワデルは、日本の女子アナに、そっくりか人がいるんだけど、名前を思い出せない(@…