Hatena Blog Tags

意識の流れ

(読書)
いしきのながれ

(Stream of consciousness)の日本語翻訳用語。以下、簡単に抜粋と、要約を書く。

文学で、常に変化する意識を動的な流れとして描写する手法。(広辞苑より)

W・ジェームズの言葉で「The Principles of Psychology」で用いられた。(中略)
ベルグソンの純粋持続やフッサールの体験流の思想と深く近似性を持っている。(ブリタニカより抜粋)

ベルグソンは、時とは純粋な質である、と述べており、其は、数量では測れないし単位も持たない、と云っている。(意識の直接所与についての試論)(通称時間と自由)

文学では、従来の古典的小説の筋、性格、時間の枠を無視し、絶えず流動変化する人間の意識を根源的リアリティと考え、其を表現しようとする20世紀小説の手法を云う。(ブリタニカより抜粋)

作例、j・ジョイス「ユリシーズ」」M・プルースト「失われた時を求めて」

D・リチャードソン、ヴァージニア・ウルフ、W・C・フォークナー、T・S・エリオットなど。

尚、既に18世紀の中期にL・スターンが「トリストラム・シャンディ」で同種の試みを行っており、19世紀末に、E・デュジァルダンの「月桂樹は伐られた」がある。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ