『ウエイトスミス版』愚者 人は誰かの影響を受けずにはいられない。また誰かに影響を及ぼさずにもいられない。よくも悪くも、そこにいるだけで何らかの影響をお互いに及ぼしている。 自信を失う時、そこには誰かの存在がある。 誰かを意識し過ぎると、わたしはすぼむ。そして行動が鈍る。 誰かの影響をこんなにも受けているのなら、その逆も考えられないだろうか。わたしも気づかない内に誰かの自信を奪っているのかもしれない。そうとは知らずに誰かの背中を押しているのかもしれない。 自分のやりたいことに忠実な愚者は、笑われもすれば、勇気も与える。自らの信じることをしていれば、やがて自信に変わる。そう伝えたいのかもしれない。…