朝鮮戦争・霊感商法 1910年、日本に併合された日帝36年の歴史に幕が降ろされ、『1945年8月15日、日本から解放された韓国に「光復」の日がきました。「万歳!」の声と、太極旗の渦に覆われた感激の日でした。しかし私は、遠からず朝鮮半島に訪れるであろう驚くべき災難を予感して、とても深刻になり、喜んで万歳を叫ぶことができませんでした。独り小さな部屋に閉じこもって祈りに熱中しました。不吉な予感どおり、祖国は日本の植民地支配から解放されましたが、すぐに38度線で国が二つに分かれました。北朝鮮の地に神を否定する共産党が足を踏み入れたのです』(自叙伝95ページ) 光復後の混乱状態の中、文鮮明師は、1946…