「来るべき〇月〇日。俺はあの子に告白するんだ・・・!」 真夜中酔っぱらって決意を固め、彼女の凛とした顔を頭の中に思い描く。優しく上品で非の打ちどころのない彼女。正義感も強く誰からも慕われる存在。 同じ空間にいるだけで、自分が窮屈な世界から解放されたようになる。彼女のことを考えるだけで、俗世で汚れてしまった胸の中に桃色の花が咲き誇る。 愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない。美しい夜空もとろける。ああ、付き合ったらあんなことやこんなことをたくさんして、想像もできないような乱れた表情を私に見せてくれるのだろうか。 魅惑的な二つの山にむしゃぶりつきたいという破廉恥な翹望は、ジョニーを今にもはち切…