「感染症社会」などという言葉はまだ社会的に認知されていませんが、全体的な意識としては、感染症は遮断・撲滅するものではなく(やる気の問題はさておき、それが不可能だとわかり)、パンデミックを避けながら社会経済活動の規模を相応に維持する方向へと移行している気がします。「ウィズ・コロナ」というのは社会として感染症を “許容” するという意味でしょうから、まさに「感染症社会」です。もちろん、新型コロナではなお死者が出ているわけで、油断は禁物ですが、入国制限やイベント許容人数の上限解除、越境旅行可…などと、世の中全体が確実に規制を「弛緩」させる方向に動いています。この2年余の経験則もあるので、一概に「軽は…