彼にはじめて触れたとき それまで感じたことのないような ほわっとした感覚がして それがすごーく気持ちいいというか 心地よくて 「なんでこんなに気持ちいいの?」って ずっと彼の肌をぺたぺた触っていた ずっとそれが忘れられなくて その感覚で 「この人はわたしのなんだ」 って確信した 頭では理解できないこと ブレーキがかかりそうなことがあっても じぶんの あのとき感じた感覚だけを信じて ずっと彼と向き合い続けてきた 頭よりも からだの感覚 わたしの直感 それをなるべく選ぶようにしてきた それでいいと思う バカになってしまったんじゃないか?ってくらい 彼しか見えなくても 彼を追いかけて突っ走っても 執…