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慢性疲労症候群

(サイエンス)
まんせいひろうしょうこうぐん

病気 病名
「慢性疲労」と名前が似ている為よく間違えられますが、まったくの別の病気です。
アメリカでは慢性疲労免疫不全症候群(CFIDS)という呼び方もあります。

概要
慢性疲労症候群(CFS)は、日常生活に支障をきたす程の病的な疲労倦怠感に悩まされる病気で、小児〜成人まで幅広い年齢層で発症します。免疫性の疾患では膠原病、心の病気では鬱や自律神経失調症などと、色々な分野の数々の病気と症状がダブる部分が多くとても鑑別しにくい病気ですが、厚生労働省の診断基準がありこれによって診断されます。尚、最低要件としては「他の病気による物で無い事」「6ヶ月以上にわたる症状の持続」などが挙げられます。
症状
主な症状です。
  • 倦怠感(常に重りを背負っている様な体のだるさがあり、酷くなると起き上がれなくなります)
  • 激しい疲労感
  • 動いた後1日以上疲労感が残る
  • 微熱
  • リンパ腺の腫れや痛み
  • 頭痛
  • 喉の腫れや痛み
  • 関節痛
  • 筋力低下
  • 思考力・集中力の低下

十分な休養が必要です。少し良くなったからと無理に動くと症状レベルが一気に悪化して元の症状レベルに戻すのにも時間がかかりますので、十分注意しましょう。
また、この病気は年単位でじっくり治す病気の為、周囲のサポートや理解がとても大切です。

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