38年目の夏が来る。例年にないほどの猛暑である。 さて、東京地裁と東京高裁の裁判過程で明らかになった事実は「異常外力の着力点」の存在である。 上の緑色の表紙は、1987年当時、まだ多くのご遺族が墜落原因に疑問を持っていた時の8・12連絡会/事故究明部会が作成した冊子である。しかしその後、JAL側の懐柔作戦と遺族分断作戦により、真実への追及が困難となってしまった。 下の図(付録6付図1)は、運輸省外局事故調査委員会(当時)が作成した研究付録の116ページである(手書き英語を加筆)。これはすべて裁判資料として提出している。 つまり、この通り、日航123便は、垂直尾翼に着力(着弾)した異常な外力が墜…