『どうする家康』を観ていたら、豊臣秀吉が徳川家康を潰しにかかったときに、天正地震が起きて、それどころじゃなくなったという描写がありました。なるほど、地震が起きるのは今に始まったことでなく、阪神淡路大震災や東日本大震災みたいな大災害は、ずっと以前から続いていたことでしょう。だとするならば、それが史実に与えた影響は、計り知れないものがあったと思います。 そこで、その天正地震(1586年)以降に発生した震度7クラスの激震を調べてみました。 1596年 慶長伏見地震 京都や堺を中心に死者1,000人以上 1611年 会津地震 死者3,700人 慶長三陸地震 伊達領で大津波により死者2,000〜5,00…