真実の自我は神のみ心のこと 普通 ”自我をなくせ” ということを言いますが、根本的な自我というのは、神様のみ心なのです。ところが、自我を小我の意味に使っている。自分というものが肉体だとみんな思っている。肉体だと思っている以上は、肉体の想いというのは自我であるわけですよ。本当は、自我というのは大我なのです。 それで、この世の中では大我と自我とに分けて、大我を神のみ心であり、自我を自分たちの業想念、と伝えられてるわけです。自分というものがまだ本当に判っていないのですね。 『神と人間』に −宇宙神が或る時、その統一していた光を各種各様相に分けて、一部の光は山川草木等の自然界を創り、一部の光は動物界を…