今回はディズニー+で鑑賞した、2019年のアメリカのコメディ映画「ジョジョ・ラビット」の感想評価です。(※一部ネタバレ含みます) ――空想と現実の狭間で揺れる、10歳の心が見た世界 第二次世界大戦末期のドイツを舞台に、ナチスの狂信とコメディが奇跡的に融合した映画『ジョジョ・ラビット』。少年の成長を、空想のヒトラーとの対話という奇抜な仕掛けで描いた本作は、戦争映画の常識を覆す。 今回は、そんな異色の名作『ジョジョ・ラビット』の魅力を、個人的な視点も交えながらご紹介します。 ジョジョ・ラビット (字幕版) Amazon あらすじ 舞台は戦争末期のドイツ。10歳の少年ジョジョは、ナチスに強い憧れを抱…